ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】

ーラスタ・ラヴ(2/21/夜)ー

六花「フルーツはいかが?」

悠「今日はいい……」

六花「あーん」

悠「あーん、むぐっ」

六花「はい、食べた。毎度有りー」

悠「ちくしょうっ!なんて巧妙な罠だ!!」

ともき「罠でも何でもねぇ」

優日「あ、でも美味しそうなイチゴ」

六花「今はシーズンですからねー」

駒狸「そういえばイチゴ狩りとかイチゴのスィーツとかいっぱいありますね。」

悠「甘酸っぱい恋の味」

ともき「控えめに言って気持ち悪い」

悠「ガッガッ!」

ともき「獣みたいな食い方すんな!!」

優日「私たちも食べよう」

駒狸「え、でも……」

優日「いいからいいから、支払いは悠。食べるのは女の子。これ、この界隈のルール」

ともき「そうだな」

悠「なっとくできないわぁ」

六花「支払いは悠、食べるのは女の子。その女の子を食べるのが悠。」

悠「うへへへっ」

六花「控えめに言ってキモイ」

悠「おう、フルーツ代払わんぞ」

六花「目にレモン汁ぶっかけて延髄蹴るぞー」

悠「レモン汁はやめろ!!」

ともき「蹴りは良いのかよ」

優日「あ、牛乳と砂糖欲しい」

駒狸「練乳じゃなくて牛乳とお砂糖ですか?」

優日「イチゴをね。ちょっと潰して牛乳に浸して、ちょっとお砂糖かけて食べると美味しいんだよ。」

悠「ああ、それ用のスプーンとかあったよな」

駒狸「そんなのあるんですか?」

悠「潰しやすいようにスプーン裏がちょっと凸凹でな。」

優日「ちなみに私は今はもう生産されてない先割れスプーンもイチゴ潰しスプーンも持っている。」

ともき「なんかすげーな。」

優日「食を楽しむ準備はおしまないのだ。」

悠「まぁ、食いしん坊ってことだわな」

優日「食いしん坊バンザイ」

駒狸「ふふっ」

ともき「でも、最近のイチゴって普通に甘いから練乳とかいらなてよな」

悠「ああ、確かに」

優日「味変えしたほうがさらにたくさん食べられるし」

悠「大食いファイター思想」

六花「あじかえ?」

悠「要するに調味料たして別の味にしてさらに食べることだ」

優日「お好み焼き前半はマヨネーズ無し、後半はマヨネーズ有りって感じ」

ともき「後半の方が重くなってる件」

優日「しっかり食べよう」

ともき「もう何も言うまい……」

悠「はい、それでは小鳥遊お勉強問題!アフリカの喜望峰を迂回しインドに到達した人は?」

六花「インド人を右に」

悠「違う、そうじゃない。」

優日「パスタだ・やたっ!」

悠「フルーツくってなさい」

駒狸「バスコ・ダ・ガマですね」

悠「WRYYYYY」
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