ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】

ーラスタ・ラヴ(2/17/夜)ー

悠「アジの開き」

ともき「なにいってる」

悠「いや、何か干物食べたくなって」

優日「干物イイね。白飯が消えていく消えていく。」

摩耶「僕は味醂干しとかが好きかな。」

ともき「でも、なんで干物?」

悠「いや、なんとなく。」

ともき「お前はホントなんとなくで生きてるよな」

悠「ほへへへっ」

ともき「その笑なんだ……」

摩耶「でも、干物ってそんな食べないよね。」

優日「自分で焼くのは面倒だしね。」

悠「面倒か?」

優日「面倒、面倒。もー魚焼くのは面倒。だから焼いて」

悠「コイツ、ただ食べるだけに集中したいだけだ」

摩耶「お店に食べに行くのが一番早いかな」

優日「それが一番いいけど、わざわざ食べにいいくなら干物じゃなくて他のもの食べたい」

悠「干物の舐めんな!!」

優日「舐めないよ。身を食べるよ」

ともき「そりゃそうだ」

摩耶「じゃあ、悠君は干物注文して食べる?」

悠「……カレイの煮つけとかがいいかな」

ともき「おい」

悠「いやー、そりゃなぁ?」

優日「お刺身とか食べたいよね。」

摩耶「干物が泣いてる気がする。」

優日「いやいや、決してそういうわけじゃ」

悠「そう現に今は…今は……」

ともき「干物食べたいんだよな」

悠「……海鮮丼食べたい」

ともき「コイツ」

摩耶「移り変わり万華鏡のごとし」

優日「私、お腹すいたー」

ともき「空いてないときあるのか?」

優日「ないね!!」

摩耶「潔い」

金剛「よーす」

悠「海鮮丼食べたい」

金剛「……海鮮焼きなら出せるけどな」

悠「海鮮焼き……それもありか」

ともき「実はお前もなんでもいいんだろ」

摩耶「焼き土下座しとく?」

悠「だが断る!!」

優日「じゃあ、間取って焼肉でよくない?」

ともき「とくに間を取ってないし、金剛さん見たから言ってるだろ」

優日「うんっ!!」

摩耶「はい、素直」

金剛「なんの話かよく分からんが……まぁ、別に食いに来るんならいいけど」

悠「え、驕り?」

金剛「友達割引はしてやるよ。」

優日「やっさしい」

摩耶「親友割引は?」

金剛「おいおい…」

悠「愛人割引は?」

金剛「悠は二割増しでいいな」

ともき「はい」

悠「よくないよ!!はい、小鳥遊お勉強問題!それまで常識であった天動説を覆す地動説を唱えたポーランド出身の天文学者は?」

金剛「……」

摩耶「こ、こ……」

金剛「こぉ?」

優日「コペル」

金剛「コペル??」

ともき「…コペルニクス」

金剛「誰だ…」

悠「だからそれまで常識であった天動説を覆す地動説を唱えたポーランド出身の天文学者だよ…。」
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