ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】

ーラスタ・ラヴ(2/12/夜)ー

悠「猫とかがくしゃみしてさ」

ともき「うん」

悠「とんでもない量の鼻水とか出るときあるじゃん」

ともき「あー、あるな。めちゃくちゃ濃いのがどろって出るとき。」

悠「脳味噌まで出てないか心配になる。」

ともき「……確かにちょっとわかるわ。」

マリア「悠さんは何回ぐらい脳味噌をこぼしました?」

悠「んー、三回。なんでやねん!」

ともき「……」

悠「そんなに見つめないで興奮しちゃうだろ!!」

ともき「足の小指の爪剥げろ」

悠「いやん」

神姫「……指ならすぐにでも剥いであげられるけど」

悠「けじめ案件じゃないです!」

マリア「爪って簡単に剥げれるんですか?」

神姫「後々の事を考慮しなけりゃ余裕よ。」

灯「スプーンでも何でもいいんで爪と肉の間に入れて抉ればいいだけですから。」

ともき「その話、やめようか」

久秀「じゃあ、実践ね。」
ガシッ
悠「おれの手を掴むんじゃねぇぇぇ!!」

マリア「私、今超エキサイティングしてます!」

悠「バトルドームでもやってろ!!」

神姫「冗談よ」

久秀「久秀は本気だったわ」

灯「やれというのらやります。」

悠「ほぼほぼ本気の流れじゃないか、コワイ」

ともき「でも、平気なんだろ」

悠「平気だけど平気ではない。痛いんだから。」

マリア「痛覚あるんですか?」

悠「あるに決まってんだろ。心も敏感だわ。」

ともき「後半は知らん」

久秀「それでどの指がいいの?」

悠「なんで爪剥ぐ流れを続けるんですかねぇ。」

マリア「見たいからじゃないですか?」

久秀「見たいからよ。」

悠「やだもうコワイ」

灯「え、本当にするんですか?」

神姫「やるみたいよ」

悠「やらんわい!!」

ともき「ノリで指とか詰められそうだな」

マリア「血液をかけて麻雀ですよ」

悠「でも、おれ鉄骨渡なら走れると思う」

久秀「じゃあ、やりましょう。」

悠「やったら何がもらえるんだよ」

久秀「金」

ともき「ストレートだな」

久秀「失敗したら権利書でいいわよ」

悠「コイツ……本気じゃねぇか」

久秀「電流は流さないけど地雷を置くわね。」

悠「一本道で地雷仕掛けられるってただのデス確定ゲームじゃん。」

久秀「火薬の量は死なない程度に調整するわよ。ただし、無事では済まさないけど。」

悠「誰か助けてくれ」

マリア「ヨモギどうぞ」

灯「ガマの油です。」

神姫「実用的でいいわね。」

悠「爆破された後のフォローじゃ無くて爆破されないようにしていただきたい。それでは小鳥遊お勉強問題!ビーナスの誕生の作者は?」

マリア「鈴猫さん」

神姫「関係ない」

悠「気持ちいいぐらいの一蹴っぷり」

灯「確かサンドロでしたっけ?」

久秀「サンドロ・ボッティチェリね」

ともき「おー、さすがだ。」
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