ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】

ーラスタ・ラヴ(2/1/夜)ー

悠「うー……なんか昼間ぬくかったから夜がめっちゃ寒く感じる。」

優日「駒狸汁ホット?」

悠「お前、それ武器にするのやめろ。」
サッ
白巳「すぅすぅ」

ともき「お前も白巳を盾にするなよ」

悠「盾?違うな!これはこうするのだっ!」
スチャ
白巳「すぅすぅ」

優日「白巳仮面の完全ガード!!」

ともき「仮面ではない」

悠「WRYYYYY!」

ともき「うるせぇ!」

白巳「にゅ…。」

優日「あ、起きた。」

白巳「ぺろぺろっ」
悠「めっちゃ舐められてる。」

ともき「これは事案かな?」

悠「ちげーし」

白巳「ぺろっ……すぅすぅ」

優日「そして寝た」

悠「ちょっと預かってて」
スッ
白巳「くぅくぅ」
優日「あいよ」

悠「さすがにデコをヨダレでベタベタにされるのはぞくぞくする。」
拭き拭き

ともき「いってることが犯罪っぽいんだけど。」

悠「でも、蛇に舐められてるようなもんだから」

ともき「違うだろ」

悠「もしかして舐めて欲しいのか?」

ともき「……」
ゴッ!
悠「痛い」

優日「変なところとか舐めさせてない?」

悠「させるわけないだろ。」

優日「逆に舐めてるとか?」

悠「おれのことなんだと思ってる。」

優日「ちょっと口に出すにははばかられる存在」

悠「どっかのモートかおれは!」

崇「……」

悠「なんじゃい!」

崇「お前の所の和菓子はぼったくってるのか?」

悠「にゃ?」

崇「請求書をみたらお前の所の代金が一番高かった。」

悠「それだけ売れたってことだろ。」

ともき「そんなに作ったのか?」

悠「……いいや。」

優日「つまり……ぼってると。」

悠「ぼってねぇよ!!」

崇「別にこういう支払いで細かいことを言うつもりはないが……」

悠「まてまて、っか、それ絶対に犯人は久秀だから!!」

崇「その雇い主は?」

悠「……おれです。」

崇「よく覚えとくとする。」

悠「特別に白巳を顔に張り付けていいよ?」

崇「……」

悠「豚を見る目だ!」

ともき「そらそうだろ」

優日「でも、崇さんだったら白巳ちゃんを顔に張り付けてても絵になるよきっと」

ともき「いや、顔見えないだろ。」

優日「オーラ」

悠「おれからも溢れてるだろう」

優日「汚いのが?」

悠「汚してやろうか!!」

ともき「やめい」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!ギリシャの哲学者でアレクサンダー大王の家庭教師もした人は?」

優日「アリアリアリアリアリーヴェルチ!」

悠「シィィィザーーー!」

ともき「何もかも違うだろ」

崇「……」

白巳「むにゅむにゅアリストテレス…」
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