ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】10

ーラスタ・ラヴ(1/13/夜)ー

白巳「すぅすぅ」
悠「寒さがボルケーノ」

ともき「寒いっていってるのに何でボルケーノなんだか」

悠「なんくるないさー」

ともき「……」

マリア「ビール瓶とトンカチがありますけど」

ともき「トンカチかな」

悠「なにを叩く気なんですかねぇー」

ともき「つま先」

悠「確実に痛いところを狙ってらっしゃる。」

寅「……」

悠「にこっ」

寅「チッ」

悠「微笑んだら舌打ちされた」

マリア「慣れてるでしょ?」

悠「まぁね。」

寅「頭にナニ乗せてる」

悠「暖房生物」

ともき「器具ではないってことを言いたいのか」

悠「Exactly」

寅「……」

マリア「殴れないでしょう?」

寅「逆だろ」

マリア「というと?」

寅「今だったら大きく避けれない。当て放題だ。たとえば、腹とか」

悠「やめろぉっ!!」

寅「ふんっ」
グリッ!
悠「めっちゃ足踏まれてる」

ともき「じゃあ、俺もつま先を叩いとこうか」

悠「やめろよー!」

マリア「じゃあ、白巳ちゃんは私が預かりますね。」
ひょい
白巳「くぅくぅ」

悠「やぁん!ぬくもりぃ!」

寅「これで遠慮なく殴れるな!」

悠「ええい!やめい!!」

マリア「はぁー、あったかい。ほっぺたもちもちぷにゅんぷにゅんやでぇ。」
もにゅもにゅもにゅもにゅ
白巳「ぷしゅるる…」

ともき「揉みしだくなよ」

マリア「ちょー噛みつきたい」

ともき「こらこら」

寅「シィッ!」
ブンッ!
ジャッ!
悠「危ぇぇっ!」

ともき「あっちはあっちでなんだかなぁ」」

摩耶「ニーハオ」

マリア「あ、中国の方だ。」

摩耶「残念。ヨーロッパ人です」

金剛「違うだろ」

寅「死ねっ!」
ドッ!
ガッ!
悠「助けてくれぇ!」

摩耶「悠君!外、雪降ってるよ!」

悠「……」
ドザッ

寅「あ?」

金剛「……ショック死だな」

ともき「雪降ってるって言葉にどれだけ恐怖したんだ。」

マリア「モフモフ、モフモフ」
白巳「ぷひゅー、ぷひゅー」

寅「……お前は何してんだ。」

マリア「顔を埋めて汚れをはらってます」

ともき「どんな儀式だ」

マリア「シロミイオンクラスター」

ともき「プラズマイオンクラスター」

悠「うっ、ううっ……た、小鳥遊お勉強問題……エジプト人が使い始めた暦といえば?」

金剛「余裕あるな」

悠「た、太陽の波紋」

寅「太陽暦だろ」

悠「い、Exactly……ガクッ」
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