ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】10

ーラスタ・ラヴ(1/4/夜)ー

悠「うーん、どこ探してもOVERHeavenが見つからない」

マリア「天国へ行く方法をお探しですか?」

悠「それは知ってる」

緋斗「マジ?!」

悠「誰だ!」

緋斗「俺や!」

悠「あ?」

緋斗「あっ、すんません。」

ともき「謝るなよ」

マリア「それで天国に行く方法って?」

悠「まず縄を用意します」

ともき「ん?」

緋斗「縄」

悠「それで片方の先に輪っかを作る。大きさは頭が通る程度でいい」

緋斗「ふんふん」

悠「反対側は自分の身長より高くて重いものがぶら下がっても壊れない固いものに縛り付ける。」

緋斗「ほぅほぅ」

悠「あとは首を通してぶら下がる」

ともき「ただの自殺じゃねぇか!!」

悠「来世輪縄だよ。」

ともき「なんかのアイテムっぽく言ってんじゃねぇよ!」

マリア「……やりますか?」

緋斗「やるかいな!」

悠「まぁ、天国に確定で行けるわけじゃないがな」

マリア「自殺って時点で地獄でしょう」

悠「……来世輪縄!」

ともき「やめい」

緋斗「そんでオーバーヘヴンってなんなん?」

悠「とうぜんジョジョだ。」

ともき「当然かよ」

悠「ゲームのほうじゃなくて小説のほうな。恥知らずのパープルヘイズとTHEbookは持ってるんだけど、OVERHeavenだけもってないんだよ」

マリア「本屋にないならブックオフとかで探したらいかがです?」

悠「新品でほしいんだよなぁ」

マリア「だれが触ってるかわからない本は触れないって精神ですか?」

悠「いるらしいなぁ。そういう理由で中古本とか買えない奴」

ともき「まぁ、気にする人は気になるんだろう」

悠「おれなんて美少女が使った箸とか全然おなじもの使えるのに」

ともき「黙れよ」

悠「いわれてんぞ」

緋斗「俺ちゃうし!そもそも喋ってなかったし!」

悠「フリートークできないもんな」

緋斗「できるよ!」

マリア「じゃあ、どうぞ」

緋斗「最近めっちゃあったかいよな」

悠「寒いわ!」

緋斗「ええっ?!」

ともき「温かかったと思うんだが……」

マリア「悠さんは寒がりですからね。」

悠「温まるために女の子の柔肌を要求する!!」

ともき「電気毛布にでもくるまってゆであがってしまえ」

悠「ほっかほっかやぞ!はい、小鳥遊お勉強問題アメリカ人モースによって東京で発見された縄文時代の貝塚は?」

緋斗「……」

悠「安心しろ。お前には微塵も期待してない。」

緋斗「ひどいっ!」

ともき「大森貝塚だろ」

マリア「フジツボ」

ともき「なんでフジツボって言った…」
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