ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】10

ーラスタ・ラヴ(12/28/夜)ー

悠「寒い」

ともき「今日も雨降ったしな」

悠「これもう夏になるんじゃね?」

ともき「なにいってんだ」

悠「いや、おれの願望」

ともき「もう一度言うぞ。なにいってんだ。」

悠「たっぷりと?」

ともき「会話をしろ」

悠「会話のドッチボール」

ともき「ぶつけあうな!」

紅「拳で語り合おうぜ」

悠「おれはトークバトルがいいわ」

アリス『死んでくれる?』

悠「言葉の暴力、ダメ絶対。」

紅「じゃあ、やっぱり拳で語るんでいいよな。」

悠「よくないなー。なんで年明けまであと数日ってのに殴り合わなきゃならないんだよ」

紅「喧嘩にいつどこでなんて関係いだろ。」

悠「それは……そうだな。」

ともき「そこで納得するのがお前だよな」

悠「へへっ」

紅「じゃあ、表行くか」

悠「いかねーよ!」

紅「あ?」

寅「……」
ガタッ

悠「お前も立つな!座ってろ!」

寅「あぁ?誰にもの言ってやがる!!」

ともき「火に油」

紅「ひとを怒らせる天才だからな。」

マリア「賑やかですね。悠さんがいるだけで、その周辺はうるさくなるってやつですね。」

崇「まさに、その通りだ。」

悠「だれが賑やかしやねん!」

ともき「いってない。」

崇「騒音小僧だろ」

悠「騒音おばさんみたいないいかたやめい!」

寅「チッ」

紅「帰るのか?」

寅「興が逸れた」

崇「遠慮せずに悠を殴るといい」

悠「なにを勧めてる」

寅「やるときはやる。だが、今はそういう空気じゃねぇ。けど……」

マリア「けど?」

寅「ムカつくから、蹴る」
ゲシッ!
悠「なんで?!」

紅「分かる」

マリア「流石ですねぇ!!」

悠「なにがじゃい!!」

マリア「ひとをイラつかせる天才」

悠「おれの吐息にはマイナスイオンが出てるはずなんだけどなぁ」

寅「くせぇ息だけだろでてんのは」

悠「誰がモルボルかっ!」

マリア「キスティス先生の事をモルボルっていうのやめなさいよー!」

悠「いってねぇけど、先生は臭い息担当!」

ともき「良く分からんが酷いなお前ら」

悠「ネタですよ。」

マリア「大将、トロいっちょ」

悠「金あるのか」

マリア「とろろ昆布のことです。」

悠「それは安いわ」

紅「~~」

寅「そこまて笑うことでもねーだろ。」

ともき「笑いの沸点が低いんだよ」

マリア「それでは夢前お勉強問題!約200万年前から1万年前の4度の氷河期があった時代を完新世に対して何というか?」

悠「超新星」

紅「大爆発のことだっけか?」

寅「知らん」

崇「……」

ともき「更新世だろ」
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