ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】10

ーラスタ・ラヴ(12/27/夜)ー

悠「今年が終わっていくなぁ」

ともき「そうだな」

悠「おっぱい揉みたい」

ともき「滝つぼに落ちろ」

寅「チッ」

悠「滝壺は辛いなぁ。蜜壺を舐めたいなぁ」

ともき「ジョロギアをすりつぶしたものでも舐めてろ」

寅「チッチッ」

悠「それ、死んじゃうなぁ。っか、殺気からめっちゃ舌打ちが聞こえる気がする。」

ともき「気がするじゃなくて実際舌打ちされてるんだよ」

悠「振り向くの怖いわぁ」

寅「……」
シュシュッ!

悠「めっちゃ拳が風切る音してるしなぁ。」

ともき「振り向かずに聞いてみたらいいじゃないか。」

悠「寅はおれの何が気に入らないのかなぁ?」

寅「全部」

悠「おれは寅の事、大好きだよ?」

寅「……」
ガギャドッ!!

悠「あ、あぶねぇ……今のは、本気で危なかった……。」

ともき「あーあ、スツールがグジャグシャ」

碧「弁償代、三万六千七十円な」

悠「おれの心配しろっ!っか、どれだけガチの踵落としをしてんだよ!!」

寅「うるさい、黙れ、地獄に行くか、死ぬか選べ。」

悠「それ、結果的に死んでる。っか、落ちつけ。そううだ、ビールをおごってあげよう」

寅「……」
グッ

悠「腰を落とすな!じゃあ、ワイン!」

寅「……」

悠「日本酒!ウィスキー!小宇宙!テキーラ!」

ともき「焼酎だろ。小宇宙ってなんだ」

悠「どれだ!なんだ!何が飲みたいんだ!」

京「え?」

悠「え?」

京「飲みたいもの?」

悠「……なにか飲みたい?」

京「じゃあ、お茶」

悠「へい、マスター。お茶のいいところを入れてくれ」

碧「ペットボトルのしかない」
ドンッ

悠「じゃあ、それをこちらのフロイラインに」

京「ありがとう」

寅「チッ」

悠「ふー……命拾いした」

ともき「なんだかなぁ……」

神姫「待ちなさい」

寅「あ?」

神姫「悠が驕ってくれるっていってるんだから飲んでいけばいいのよ。レミーマルタン」

悠「ぶほっ!?」

京「レミーマルタンてなんだ?」

神姫「ブランデーよ」

碧「VSOPかブラックパールがあるけど」

神姫「ブラックパール」

悠「ヴぇっ…」

ともき「汚い」

寅「高い酒なのか」

神姫「ホストクラブや高級クラブ等でボトルオーダーすると値段は恐らく1000万円~1500万円くらいかしら。」

ともき「マジか……」

悠「でも、実際の流通価格は60万から100万ぐらいだけどな。」

寅「お前のおごりならどっちでもいいな」

悠「…………小鳥遊お勉強問題!!相沢忠洋らが発見した岩宿遺跡は何時代の遺跡?」

神姫「旧石器時代」

悠「はい、即答!」
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