ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】3

ーラスタ・ラヴー

悠「弱ったな……ドア完全に凍ってるよ」

澪「はぁ…今日は泊まりだな。」

紅「まさか、ここまで雪ふるとは…早めに帰ればよかっな。」

優日「そだね。」

悠「っか、天気予報もなめてるよな、なにがときどき雪だよ。猛吹雪だぞ?」

澪「まぁ、明日にはどうにかなるだろ。」

優日「けど、足止めがラスタでよかったよね。駅とかで一夜明かすのはさすがに無いよ。」

悠「そだな…。ここなら寒くは無いし食い物も酒もあるし。」

紅「っか、俺らは平気だけどよ。優日の子猫ちゃんはいいのか?」

優日「大丈夫ですよ。しいていえば…お風呂に入りたいのを我慢するだけだし。」

紅「あー…風呂なぁ。俺も入りたいな、結構汗かいたし。」

悠「俺がいちばんドロドロだけどな…雪かきやり続けたんだから」

澪「はは、確かに三人が働いてくれたからかなり綺麗になったよ。」

悠「礼ならそっちの二人にいってやれ。俺は約束だけど、紅と優日はフリー参加なんだし。」

紅「暇だったし。」

優日「そーそ、困ったときは助け合いだよね。」

美喜「あらあら、嬉しいわね。」

澪「オーナー、体調は?」

美喜「お陰さまでもう熱は下がったわ。」

悠「優曇華院…」

美喜「アンタの頭をインビジブルムーンしたげようか?」

悠「おっと、狂気にはかからないぜ。なんせ俺は常に狂喜してるからな。」

澪「なにに狂うほど喜んでるんだよ…」

美喜「まぁ、バカは無視して…」

悠「バカじゃないわよ!天才よ、天才。パーフェクトふりーずぁん?!」

美喜「うるさい。」

澪「アイスブロック直撃ったよ…」

紅「まさに、フリーズしたな。おーい、悠」

美喜「とりあえず優日ちゃんは下のシャワーでも使って。汗くらいなら流せるから。」

優日「わぁ、ありがとうございます。お借りしますね。」

悠「わはあ、ありがとうございますぅぅ。お借りしますわねん。」

ヒュ…ガン!ゴン!どごっ!

美喜「アンタは優日じゃなく、悠でしょ。ここに居ろ。」

悠「うごぉ…」

紅「悠、なんでそんな無茶を…」

悠「お、お約束だ…ろ?」

紅「お前のそーゆー無謀なとこは嫌いじゃないぞ。」

美喜「バカじゃないの?…え、バカじゃないの?」

悠「素で二回いうなよ。真顔でいうなよ。」

紅「今夜は楽しくなりそうだな。」

澪「俺はもうツッコミ疲れを起こしそうな気がしてならないんですけど。」

悠「じゃあ徹マンでもやるか。」

澪「体力までも使いきる気か?」

悠「脱衣有りで。」

美喜「良識を疑う前に持ってなかったわね…。」

悠「だから、真顔やめれって。俺のハートがブロークンするだろ。」

紅「っか、このくそ寒いのに脱衣は無いな。」

澪「紅さん、わりと冷静っすね。」
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