ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】10

ーラスタ・ラヴ(12/24/夜)ー

悠「クリト」

ともき「クリスマスイヴ」

悠「まだ途中なのに」

ともき「言わせねぇよ」

マリア「恥ずかしくないのか!」

悠「はい」

マリア「ならいいんじゃないですか?」

ともき「知り合いと思われたらこっちが嫌だろ」

マリア「ですね。」

悠「照れんなよ」

ともき「うるせぇバカ野郎」

悠「……え?」

ともき「コイツ、ムカつくわぁ」

悠「気のせいだろ」

マリア「先が尖った棒とトゲ状の物がついた棒どっちがいいですか?」

ともき「両方かな」

悠「利用法を聞いとこうか」

マリア「刺して殴るんですよ」

悠「クリスマスイヴの悲劇」

ともき「喜劇だろ」

悠「……ならありか」

マリア「芸人の鏡ですね」

拳二「よう。これやるよ。」
ドザッ!
悠「ぐぇっ!!」

マリア「あ、米俵」

ともき「どうしたんですかコレ」

拳二「あ?クリスマスプレゼントだよ。」

悠「重いわ!」
ドザッ!

拳二「俺ぁの実家は米屋だからな、米には困らんのだ。」

マリア「なんで米屋にならずにヤクザになったんですか?」

拳二「頭が死ぬほど悪かったのとスカウトされたのがヤクザだったからだ。」

ともき「それでいいんですか…」

拳二「かっかっかっ!」

悠「まぁ、米はありがたい。無限消費するし」

ともき「無限消費って…」

悠「次は肉が欲しいな」

マリア「祈ってみたらどうですか?」

悠「ささやき、いのり、えいしょう、ねんじろ!」

マリア「灰になりますよ」

金剛「よいしょっと」
ドザッ!
悠「ぐぇっ!」

金剛「いい肉の塊が入ったから持ってきてやったぞ」

拳二「祈りが届いたな」

ともき「えー……」

悠「でも、なんでおれのうえに……」

マリア「コストでしょう。次は何を願います?」

悠「米と肉ときたら……酒?」
バッ!

ともき「……」

悠「ふー、さすがにこれはなかったか」

雲水「がはははっ!樽酒やるよっ!」
ドゴォン!
悠「ぎなゃぁっ!!」

マリア「クリスマスイヴってすごいですね。」

ともき「そういうアレかコレ?」

悠「なんで、なんで全部おれの上に落としてくるんだ……はっ、待てよ。なら美少女!PS4!」

ともき「……」

悠「…………なんで降ってこない!」

マリア「降ってきたとしても悲惨な結果しか生まない気がします。」

悠「なんで?」

マリア「美少女→頭と頭がぶつかってぐっちゃぐちゃ(美少女の)、PS4→頭にぶつかってぐっしゃぐっしゃ(PS4が)」

悠「受け止めるよ!」

ともき「今まで受け止めれてないけどな。」

悠「一理あるね!」

金剛「よく分からないがあるのか」

悠「ええい、小鳥遊お勉強問題だーっ!物事をてきぱきと片付けることを意味する四文字熟語は?」

拳二「なんだ?」

金剛「そ、即断即決?」

雲水「速戦即決だろ、がははっ!」

悠「筋肉の頭の良さランクが決まりつつある」

ともき「筋肉の頭の良さってなんだ」
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