ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】10

ーラスタ・ラヴ(12/21/夜)ー

悠「寂しい」

ともき「……は?」

悠「おれをもっとちやほやしていいんじゃないかな?」

ともき「しなくていいと思う」

悠「なんで?」

ともき「調子乗るじゃん」

悠「……ソンナコトナイヨー」

ともき「そんなことあるよー」

悠「えへっ」

ともき「はにかむなっ!」

摩耶「キャバクラにでも行けば?」

悠「いやいや、違うだろ」

摩耶「なにが?」

悠「そのちやちやは違うなーって」

摩耶「どういうちやほやがいいの?」

悠「そりゃ、女の子に囲まれてぬくぬくと」

ともき「キャバクラでいいな」

摩耶「でしょ」

悠「いやいや、違うの。もっとこう人と人の心がある感じの……」

摩耶「めんどくさい」

悠「……」
チラッ
金剛「そんな助けを求めるような目で見ないでくれ」

悠「助けて」

金剛「いや、声に出して言えって意味でもないからな」

悠「じゃあ、キャバクラ行こうか」

ともき「開き直ったよ」

拳二「いくか?」

悠「どっから湧いたのか知らないがお前とはいかない」

拳二「あぁん?」

悠「お前と行くとおれの品位が下がる」

ともき「安心していい、そもそも悠にそこまで品位がない」

悠「げへへへっ!」

ともき「……」

摩耶「ご感想」

ともき「イラッとする」

悠「これだから拳二は」

拳二「すぅーっ…………ぶはぁーーーっ!」

悠「げほっげほっ!やめろっ!」

金剛「まるでスモッグブレスだな」

拳二「コイツにはこれが効くんだよ。」

摩耶「バルサン、ゴキブリ……あっ!」

悠「誰がテラフォーマーやねん!」

ともき「あれはバルサン程度では倒せないだろ」

悠「じょうじ」

金剛「ゴキブリと認めつつある。」

悠「池袋のダニとか言われるよりはゴキブリって言われるほうがいいだろ」

拳二「五十歩百歩だろ」

悠「お前にだけは……お前にだけはいわれたくなぃぃっ!」

金剛「本気で訴えてるな」

拳二「失礼な奴だぜ」

悠「失礼剣」
ごろん、ズバッ!

摩耶「失礼剣のごろ寝は衝撃的だったね」

悠「アレはホントに驚いた。でも、素晴らしいと思う。なぁ」
べちべち
金剛「腹を叩くな」

悠「胸板かと思った」

ともき「どっちにしろ叩くなよ…」

悠「それでは小鳥遊お勉強問題!複雑にこじれて紛糾していることを鮮やかに処理することを意味する四文字熟語は?」

拳二「知らんっ」

悠「お前には期待してない」

金剛「快刀爛漫だったか?」

摩耶「乱麻」

ともき「快刀乱麻」
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