ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】10

ーラスタ・ラヴ(12/5/夜)ー

ともき「今日は温かかったな」

悠「寒いです」

ともき「……」

悠「あら、目も冷たい」

マリア「悠さんは少しぬくぬくしすぎだからいざって時に寒いんじゃないんですかねぇ」

悠「暖房とコタツとホットカーペットだけですが」

ともき「溶けてしまえ」

悠「どろろーん」

弩躬「そこまでいくと身体に悪そうだな」

悠「そこまでしないと体にも心にも悪い」

ともき「頭も悪い」

悠「あびゃびゃびゃ」

マリア「なんだいつも通りだ」

悠「どこがやねん」

弩躬「アホっぽいところがだろ」

悠「おいおい、言うてくれるやないかい!あぁん?」

灯「どうかされましたか?」

悠「ちょっと小馬鹿にされてな」

弩躬「褒めたんだよ」

悠「あらまぁ!」

マリア「……」

悠「何か言いたそうな顔だな」

マリア「いや、阿保っぽいなーって」

悠「やかましいわ!!」

ともき「騒いでるのはお前だけどな」

悠「さけばしてるのはみんなよ!おろろろーん!」

灯「大丈夫ですか?」

悠「大丈夫だ。」

マリア「問題しかない」

悠「まぁ、本当に問題を抱えてない奴なんかいないしな」

マリア「私も借金で困ってて困ってて」

ともき「急に重い感じにするな」

弩躬「踏み倒しちまえばいいのに」

マリア「100億って踏み倒せる額じゃないので」

灯「逆に言えば並みの方法で返せる額でもないですよね。正直」

マリア「宝くじを当てまくれば」

ともき「1等を何回当てるつもりなんだか…」

悠「ラスベガスのカジノだろ」

マリア「旅費とその他もろもろ出してください」

悠「冗談ポイよ」

マリア「だったら易々とそんな言葉を口にするんじゃない!!金は命より重いんだ!!」

悠「落ちつけ」

マリア「ああ、すいません。私の中の利根川が……」

弩躬「中でとんでもないもの飼ってるな」

灯「ひとの抱える闇ってやつですね。」

ともき「なんか違う気がする。」

悠「考えるな感じろ」

ともき「おまえはもうちょっと考えてから喋れ」

悠「うん!」

ともき「返事ばっかりいい奴だな」

悠「はい!!」

灯「そこも素直に答えるんですね。」

弩躬「アホだ、アホが居る」

悠「うるせぇぞ、ザンギ野郎!」

弩躬「誰が唐揚げだ!!」

マリア「それでは夢前お勉強問題!人々が平和で安楽な生活を喜び楽しむことを意味する四文字熟語は?」

悠「吉良義景」

マリア「最終的には殴られて車にしかれて事故死ですけど」

悠「いいや、限界だ!押すね!バイツァダスト!!」

灯「鼓腹撃壌ですね」

弩躬「俺、わからなかったわ。」
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