ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】10

ーラスタ・ラヴ(12/4/夜)ー

悠「鍋食いたいな」

マリア「ふふっ、そういうと思ってましよ。はい。お鍋」
スッ

悠「おお、小鍋じゃないか。うーん、持ちやすい!」

マリア「どうぞ召し上がってください」

悠「いただきまーす。ガジガジっ!」

ともき「……」

悠「ガジガジ」

ともき「…………」

悠「ガジガジッ!」
チラッ

ともき「食ってみろよ」

マリア「ほら、食ってみろよ!!」

悠「おい、寝返るな。」

マリア「だってツッコんでくれないんですもの」

ともき「ツッコむ気力もない」

悠「なんだ、すっぽん食うか?」

ともき「食うか!!」

マリア「色々と溌剌しそうですね」

悠「おれはゼラチン質がダメだけどな。すっぽんとか海藻とか」

マリア「そういうの好きそうなのに」

悠「おれ、わりと好き嫌い多いから」

マリア「だから鍋食べないんですか?」

ともき「我儘な奴め」

悠「鍋料理は好きでも、鍋そのものを食べたりはしない!!」

優日「鍋と聞いて」

悠「なにやつ!」

優日「私です」

吉音「あたしの顔、見忘れたかー!」

ゆえ「わたしのいぶくろはぶらっくほーるだ……!」

ゆうな「腹ペコレンジャー」

悠「おれは財布の中身ナインジャー」

マリア「atmいきましょう」

悠「バッカやろー!」

ともき「地獄のふちが見えるまでだな」

悠「勘弁してください」

優日「ハハッ、何食べる?肉?」

ゆえ「おにくさいこうですにく……」

悠「語尾が肉になってんぞ」

吉音「お肉っておいしいよね、に」

優日「美味しいねー、く」

悠「最後を繋げると肉になってやがる!洗脳だ!!」

マリア「もう、後には引けませんよ」

悠「色々とおかしくない?」

マリア「お菓子かったら笑っていいですよ」

悠「ははははっ!」

ともき「笑ってる場合か」

悠「場合じゃ無いね」

優日「じゃあ、金剛さんところに予約入れとくね」

悠「こういう時だけ率先して動いてんじゃねーよ」

ゆえ「まぁ、ええやないか……」

悠「よくは無いんだよなぁー」

マリア「男は度胸」

悠「なんでもやってみるもんだ!」

優日「はい、予約お願いします」

ともき「そして終わってしまった予約」

悠「ぴゃーーっ」

マリア「それではお食事前に夢前お勉強問題!事の是非を考えずに、軽々しく行動することを意味する四文字熟語は?」

悠「謙虚に生きたい…」

ともき「無理だろ」

ゆえ「けいきょもうどう……」

吉音「なにそれ」

優日「軽挙妄動。つまり答えだよ」

吉音「へー?」

悠「わかってないわ。これ」
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