ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】10

ーラスタ・ラヴ(12/2/夜)ー

悠「気分はいつもくるくるりーん。」

吉音「くるくるりーん!」

ともき「感染してる」

悠「ひとを病原菌みたく言わないでいだきたい。」

マリア「じゃあ、なんて呼べと?」

悠「今まで通りのでいい」

マリア「わかりました、どスケベホワイトミルクさん」

悠「どスホワなんて呼ばれ方したことがいない!」

ともき「その割には器用に略し方を知ってるんだな」

悠「そんなに褒めるな」

ともき「褒めてない」

吉音「スケベでいいんじゃないかな」

悠「よくねぇよ。なんかドスケベさんって呼ばれても違和感はないけど」

マリア「自他ともに認めるドスケベ」

悠「褒めても何もでないぞ」

ともき「褒めてない定期」

マリア「皮肉です」

吉音「お肉?」

悠「胸についてるだろ」

吉音「いやん♪」

マリア「可愛い」

吉音「えへへっ」

悠「褒めてないツッコミは?」

ともき「今のは褒めてるだろ」

悠「もっとおれを褒めれ」

マリア「ドスケベー、ドスケベー」

悠「わっしょい、わっしょい」

ともき「なにやってんだ」

悠「大丈夫だ。今からマリアをしばく」

マリア「やってみろ!こっちにだって考えがあるっ!!」

吉音「考えって?」

マリア「私に攻撃を仕掛けた瞬間……セバスチャンを解き放つ!」

吉音「サバチャンスって?」

ともき「セバスチャンな。いや、セバスチャンが何かは知らないけど」

悠「ゴキブリだ」

吉音「なんでゴキブリ?!」

マリア「私のペットです」

悠「おれはゴキブリでも握りつぶせるぞ」

ともき「それはそれで引く」

マリア「悠さん。ひとつ間違ってますよ」

悠「なんじゃい」

マリア「ここは東京ですよ。セバスチャンの仲間を呼べば埋め尽くしますよ」

吉音「うわ、想像したらキモチワル!!」

ともき「俺らもいるんだからやめろ」

悠「口さえ閉じてたら埋め尽くされてても平気じゃね?」

ともき「平気じゃねぇよ!!」

マリア「ゴキブリじゃ無くてナメクジのペットを飼う事にします」

悠「そんなもん飼ってみろ本気でぶん殴るぞ」

マリア「なにを飼おうと私の自由でしょうが!!」

ともき「それはそうだけど、ゴキブリもナメクジも飼ってるってのは悠の存在くらい普通ではない」

悠「なんでおれもサラッとディスられてるの?」

マリア「そ、そこまでっ?!」

悠「それでおれを引き合いに出されて傷つくな!はい、小鳥遊お勉強問題!知識が充分に自分のものになっていないことを意味する四文字熟語は?」

吉音「このタイミングで?」

マリア「一知半解!!」

悠「そのとおりだぁっ!」

ともき「ノリがわけわからない……のは前からか」
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