ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】10

ーラスタ・ラヴ(11/28/夜)ー

悠「セクシーって言葉っていいよな」

ともき「はぁ」

悠「おれもsexyだし」

ともき「急に発音がネイティブになったのがイラッとする」

悠「Hahahaha」

ともき「……」

悠「目と目があう瞬間好きだと気付いたー」

ともき「やかましい!」

悠「Hahahaha」

摩耶「発剄」
ズンッ!
悠「ヴっ!!」

金剛「なんで背後から発剄打った」

摩耶「なんとなく」

ともき「……」
パチパチ

金剛「そして無言で拍手」

悠「WRYYYYY!」

金剛「こっちはこっちで復活したし」

悠「その程度の波紋でおれを倒せると思うなぁ!」
ガクガク

ともき「生まれたての小鹿もビックリなぐらい足震えてんぞ」

悠「武者震いだす」

ともき「だすってなんだ」

悠「だす」

寅「……」
ドスッ!
悠「ヴっ!」

金剛「今度は何で無言で殴った」

寅「ムカついたから」

ともき「……」
パチパチ

金剛「そしてやっぱり無言の拍手」

摩耶「悠君はセクシーだから仕方ないね」

ともき「ソウダナー」

金剛「めっちゃ適当だな」

悠「……」

寅「ふんっ!」
ドゴッ!
バッ!
悠「踏もうとするな!!」

寅「チィッ」

ともき「生きてたか」

悠「例えおれが倒されたとしても第二第三のおれが……」

ともき「出てこんでいい」

悠「……」

金剛「いや、なにかを期待した目で見られても」

摩耶「第二第三の悠君てどんなの?」

悠「手が六本あって飛んでたり、三つ目で緑色で腹にも顔があったり」

摩耶「シドーとデスピサロじゃん」

ともき「良く分かったなぁ…」

金剛「第二第三が人間じゃなくなってる」

寅「今も人間じゃねぇよ」

悠「人間じゃい!!」

摩耶「まあ、疑わしい部分があるよね」

悠「ないよ。」

ともき「でも、夜中に首とか乗るんだろ」

悠「夜中でなくてもろくろっ首は首伸ばしてるぞ」

ともき「そういう返しが一番困る」

悠「フライ返し?」

ともき「……」

寅「めんどくせぇって顔してるぞ」

悠「ぺぺぺぺ」

金剛「なんだそれ」

悠「ああ、間違えたテヘペロだ」

寅「死ね」

悠「このストレートな暴言。はい、小鳥遊お勉強問題!事を始めるのに資金や地位などがなく、自分の力だけが頼りであることことを意味する四文字熟語は?」

摩耶「徒手」
ドンッ!
悠「ヴっぐぇっ!」
ゴッ!
寅「空拳」

金剛「発剄と蹴りのサンドイッチはやめてやれ」

ともき「あの二人、妙に息あってるな」
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