ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】10

ーラスタ・ラヴ(11/25/夜)ー

悠「うー…………寒いっ!」

ともき「まぁ確かに寒いけどな」

悠「温泉はいりたい…」

紅「頭から熱湯かけてやろうか?」

悠「フリーズドライの味噌汁か!!」

ともき「そもそも温泉ではない件」

紅「悠だからいいかなって」

ともき「まぁ、それはいいな」

悠「よくないよ!!」

崇「そいつにかけるなら冷水だろ」

悠「寒いっていってる人間にこの追い打ち……この冷血人間!」

崇「……」
クィッ

紅「うっす。」
ブォン!
バッ!
悠「アブっ!」

紅「バットを浴びせてやる」

悠「痛みも結構コッコーコケコッコー!!」

ともき「大丈夫か?頭」

悠「…………大丈夫だよ!!」

ともき「間が長い」

優日「まーーーーーーー」

ともき「そういう意味じゃない」

優日「知ってる」

ともき「だろーね」

悠「ブローネ」

紅「ヘッドショット」
ブォン!
バッ!
悠「なんか来るとはおもってた!」

優日「避ける避ける」

崇「蠅よりうっとおしいな。」

悠「だれがベルゼブブやねん!」

崇「明日は曇りだそうだ」

紅「マジっすか。寒そうっすね。」

悠「虫ですよ」

優日「蠅だけに」

悠「キーーッ!」

ともき「上手いこと言われたからって切れるなよ」

悠「くそう、罰として帽子をとれ!」

優日「明日は曇りらしいよ」

紅「マジっすか。寒そうっすね」

悠「同じ会話して無視してんじゃないよ!駒狸汁のますぞ!」

崇「……なに?」

悠「駒狸汁」

崇「なんだそれ」

悠「なにかはよく分からないけど飲んだら元気になる飲み物」

崇「…………」

悠「いや、そんな目で見られても実際そうだし」

紅「悠は薬はやってないけど汁はやってんだな」

悠「おかしな言葉を作るな」

ともき「まぁ、元気になるならいいんじゃないか。飲むのは悠なんだし」

悠「おれだったら何でもいいという風潮」

ともき「わりとな」

悠「していいのはHなことだけにして欲しいわぁ」

優日「酷いことだけ?」

紅「任せろ」

悠「やめいっ!!」

崇「……」

悠「あと、なんでそんな冷たい目で見てるの!!」

崇「別に」

悠「泣いていいですか?」

ともき「どうぞ」

悠「わぉーん!はい、小鳥遊お勉強問題!世を治め、民の苦しみを救うことを意味する四文字熟語は?」

ともき「そっちの泣くかよ」

優日「シクシクシクシク、四九36…」

紅「~~!」

ともき「今ので笑う!?」

崇「……」

悠「……」

崇「期待しても分からんぞ」

悠「経世済民……経世済民ですぅっ!」
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