ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】10

ーラスタ・ラヴ(11/20/夜)ー

悠「らーらーらーらーらー」

ともき「馬鹿にご機嫌だな」

悠「いや、違うんだ。このメロディが頭から離れなくて困ってるだけなんだ。」

優日「どんなメロディって?」

悠「らーらーらーらー」

優日「エリーゼのためにじゃない?」

悠「違う、エリーゼのためには、チャラララッララッチャララッラララー。」

ともき「そもそも歌なのか?」

悠「なんか歌だった気がするんだけどなぁ……らーらーらーらーらー」

優日「ゴッドボイス?」

悠「誰がライディーンやねん」

道玄「夜が冷えて来ているな」

雲水「がはははっ。体動かしゃ温まるぜ。」

悠「らーらーらーらーらー」

道玄「なんだ」

雲水「がははっ。ずいぶんと楽しそうじゃねーか」

ともき「あたまからこのメロディが離れないそうです」

悠「らーらーらーらーらー」

雲水「エリーゼの……」

悠「ではない」

雲水「がはははっ。ちげーのか!」

道玄「そもそも、それは歌詞がある曲なのか」

悠「だったはず」

優日「専門家を呼ぼう」

ともき「専門家?」

優日「リッカちゃん」

ともき「専門家ではないだろ」

六花「呼んだ?」

鈴猫「こんばんわ」

悠「らーらーらーらーらー」

鈴猫「ずいぶんと…」

悠「楽しそうでなくてだな。今のか頭の中から離れないんだ」

六花「どんな?」

悠「らーらーらーらーらー」

優日「リッカちゃん、分かる?」

六花「分かったー!」

悠「マジか!」

六花「今のはレの♯ー!」

悠「……はい?」

六花「だから、今の音はレの♯」

悠「……音感はきいてねぇぇぇっ!」

道玄「絶対音感という奴か」

雲水「がははははっ。ずけーじゃねぇか。」

六花「あざす」

優日「絶対おっぱい…」

鈴猫「優日ちゃん?」

優日「なんでもありますん。」

ともき「どっちだよ」

悠「ああ、気になるぅ。らーらーらーらーらー……」

鳳「僕には大好きな恋人がいます♪ウウコリャサノサ♪」

悠「それだ!!」

鳳「真っ赤な封筒」

悠「歌ってるのは!」

鳳「ザ・ドリフターズ加藤茶」

悠「WRYYYYY!」

ともき「正解だったっぽいな」

鈴猫「なんでそんな曲を……」

優日「悠だからね。それより、月見里お勉強問題!不意に出没して居所のわからないことを意味する四文字熟語は!」

六花「神出鬼没!」

優日「鈴猫さんのおへそいえーい!」

六花「へそ、いえーい!」

ともき「なんでだよ…」

道玄「しかしよく分かったな」

鳳「ふふっ」
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