ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】10

ーラスタ・ラヴ(11/14/夜)ー

悠「愛の戦士」

ともき「脳がいたんだか?」

悠「誰がアホの戦士だ!」

ともき「何も言ってない」

マリア「指さして大笑いするところですか?」

悠「口の中に指ツッコんでぐっちゃぐっちゃにかきまわしてやろうか!!」

ともき「歪んだ性癖をひっこめろ。」

悠「歪んでない、マイノリティなだけだ」

ともき「……」

悠「そんなゾクゾクする視線をぶつけるなよ」

マリア「もっとゾクゾクさせてあげましょうか?」

悠「やってみろ。」

マリア「変態っ!変態っ!変態っ!」

悠「100、いや、500円やろう」

マリア「やっりぃー!」

ともき「これ、事案じゃないか?」

悠「ノーノー、セフセフ」

マリア「声かけ案件ですね。」

悠「声かけただけで不審者扱いされるこんな世の中はぶっちゃけ怖い」

ともき「確かにやりすぎ感はあるけど安全のためだしな」

マリア「そうですよ。世の中には悠さんみたいなのがウロウロしてるんですから」

悠「おれがウロウロしてるから治安が保たれてるんだぞ」

ともき「ないない」

悠「あるある」

マリア「ちなみにどの程度の治安が守られるんですか?」

悠「……」

ともき「なんか考えとけよ」

悠「そんな深いところまで追及されると思わないじゃん」

ともき「いい加減すぎる。」

マリア「でも、世界はこのぐらいのほうがいいのかもしれませんね。」

ともき「いってる意味が分からん」

マリア「私もです」

ともき「いい加減にしろ」

マリア「まったくだ!」

悠「おれだけかいっ!」

ともき「どっちもだよ」

マリア「うにゃん」

悠「今の良かった。100円やるよ。」

マリア「わーい」

ともき「どういうこった……」

悠「ただのお小遣いだ」

マリア「お小遣いです」

ともき「……良かったっていうのは?」

悠「今のは心に反応した。」

ともき「他にどこが反応するんだ?」

悠「股間」

ともき「捥げろ」

悠「人類の宝!!」

ともき「やかましいっ!!」

マリア「ははっ」

ともき「いや、お前も普通に笑ってんなよ」

悠「笑えなくしてやろうかっ!!」

マリア「嫌です」

悠「アッハイ」

ともき「そこは素直なんだな」

悠「おれは素直だよ。欲望には」

マリア「主に性欲」

悠「否定はしませんよ、ハイ。」

ともき「しないじゃ無くて、できないだろ」

悠「……はい、小鳥遊お勉強問題!日本固有の精神と西洋の学問を意味する四文字熟語は!」

マリア「和洋折衷!」

悠「ハンバーグにご飯と味噌汁!」

ともき「ファミレスのメニューか。っていうか、和魂洋才な」
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