ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】10

ーラスタ・ラヴ(10/28/夜)ー

悠「おっぱい…」

ともき「……あ?」

悠「い?」

マリア「う?」

優日「え?」

吉音「おーーっ!」

ともき「なんなんだ」

悠「なんなんだろうねっ!」

ともき「……悠」

悠「はい」

ともき「ちょっとトラックの前に飛び出して来いよ」

悠「やめとくわ」

マリア「私、一度見てみたいんですよね。人間が車に撥ねられてピンボールみたいに飛んでいって、酷い目にあったぜっていいながら戻ってくるの」

悠「それ、葛飾区公園前派出所にいるゴリラみたいな警官にしか無理な芸だから」

ともき「芸じゃないだろ」

優日「じゃあ、ロードローラーに潰されるっていうのは?」

悠「おれが時を止められるようになってからならいいぞ」

吉音「止められるようになるの?」

悠「エジプトに行けば恐らく」

ともき「ならねーよ」

悠「いやー、目覚めると思うんだけどなー」

マリア「新たな性癖が?」

悠「……一理ある」

ともき「だまってろ」

吉音「悠のスケベー」

悠「応!」

優日「自他ともに認める系」

悠「おかげ様でスケベを売りにしていますので」

ともき「煩悩の塊が」

悠「はい」

マリア「はいはい」

優日「違う、もっと真剣になるのだ!」

悠「レオン定期」

吉音「お腹すいた」

優日「ミートゥー」

悠「お前らはいつも腹ペコだな」

吉音「はい!」

優日「はい!」

ともき「最近はそうやって元気よく返事するのが流行ってるのか?」

悠「イイと思う。女の子がはきはきしてるのは、いいと思う!」

ともき「うるせぇ」

マリア「では、なよなよしてるのは?」

悠「イイと思う!!」

ともき「何でもいいんだろ」

悠「何でもってことはないよー。可愛いとか美人っていうのが重要」

ともき「何度目かわからないが……うるせーよ!」

悠「めっちゃ怒られた」

吉音「あたしはめっちゃお腹すいた」

悠「……ガムならあるが?」

吉音「お腹膨らまないよ、ソレ!」

悠「噛んでたら結構満腹感は出てくるぞ。」

マリア「まぁ、そのうち吉音さんのお腹は膨らむかもしれませんけどねぇー。」

優日「悠のふくらませる元がかれてる説」

悠「枯れてねぇわ!肉眼で確認できるぐらいぴちぴちしとるわ!」

ともき「それはそれで気持ち悪い」

悠「ですね!はい、小鳥遊お勉強問題!空想的なものは役に立たないということの諺は!」

ともき「なんでキレ気味なんだよ」

優日「モチ」

吉音「!」

マリア「モチ」

吉音「お餅!食べたい!」

悠「だが、絵に描いた餅だ」

吉音「……」

悠「……」

マリア「ジト目」

優日「たたり目」

悠「そんな目でおれを見ないでくれ……。」
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