ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】10

ーラスタ・ラヴ(10/27/夜)ー

悠「さ、さむっ!」

ともき「またかよ…」

マリア「まー、でも、夜は確かに冷えてきてますけどね」

悠「ほら、バード肌が」

ともき「鳥肌だろ」

悠「おれの玉の肌が…」

マリア「どこですか?」

悠「え?」

マリア「どのあたりが玉の肌ですか?」

悠「……いや、そんなマジでいわれても」

マリア「ですよねー」

ともき「なんなんだ」

拳二「しかし、冷えてきてるのはマジだな。」

悠「ゴリラ!」

拳二「……」
ゴスッ!
悠「完全ガード!」

ともき「完全に当たってる」

悠「頭痛い…」

拳二「ところで飴食うか?」

マリア「あら、りっぱなリンゴ飴」

拳二「さすがに俺ぁこれを食う気にはなれんでな。」

崇「お前なら一口だろ」

拳二「せめて三口はいるわっ!」

ともき「三口でいけるんだ…」

悠「丸呑みなら一口で済む」

ともき「蛇でもやらねーよ」

マリア「握りつぶせはジュースに出来ますよね。」

拳二「それは簡単だが既に飴でコーティングされてっからな」

マリア「まぁ、とりあえずいただきます。バリボリッ!」

ともき「普通に齧りだした…」

悠「飴って噛む派と舐める派に分かれるよな」

ともき「歯が折れないか?」

悠「折れないだろ」

拳二「俺ぁ噛んじまうな。のど飴でも砕くぜ」

悠「明らかに効果ないよな」

マリア「喉飴じゃなくうがい薬にするべきですね。」

拳二「うがい薬ってなんか後味わりーだろ」

悠「飲んでるのか?」

拳二「吐き出すわっ!!」

崇「そもそもお前の喉はそんなナイーブじゃないだろ」

拳二「あぁん?」

悠「まぁ、確かに喉気遣う奴は日にタバコをカートンで吸わないわな。」

拳二「すわねぇと逆に体調悪いんだよ」

ともき「明らかに中毒ってませんか?」

拳二「問題ねぇ問題ねぇ」

マリア「ハーブとかじゃないからセーフってことですかねぇ?」

崇「なんらにしても身体には悪い」

拳二「いやいや、んなことねーって全然全然」

悠「中毒の奴は大抵そういう」

拳二「ちげーってんだろ!!」

マリア「それでは夢前お勉強問題!長引いてなかなか決まらない相談ということの諺は?」

悠「人生相談」

崇「何言ってんだお前」

悠「うん、今のはおれが悪かった。」

ともき「まぁ、お前は一回ちゃんと誰かに相談しろ」

悠「だが、断わる」

ともき「イラッ」

崇「で、答えは?」

マリア「小田原会議です」

崇「そうか」

悠「崇ももうちょっと考えろよ…」

崇「フンッ」
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