ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】10

ーラスタ・ラヴ(10/26/夜)ー

悠「アホほどジャム塗りたくったパン食べたいわ」

ともき「……なに?」

悠「アホほどジャム塗りたくったパン」

ともき「…………」

悠「ちなみにバターとマーガリンはいらない。ジャムオンリーかつ、トーストにしてはいけない」

優日「注文が多い」

悠「あと、耳までやーらかいのがいい」

ともき「勝手に買ってきて勝手に食え」

悠「いやー、ひとりでそんなの寂しいじゃん」

優日「驕ってくれるなら食パン一斤くらい食べるけど」

ともき「それはそれで食い過ぎだ」

優日「パンだし」

ともき「いやいやパンって腹持ちいいだろ」

優日「いやー、やっぱり米だね」

悠「日本人は米だよな」

紅「それで今は?」

悠「あっほほどジャム塗りたくってパン食べたい」

ともき「だから勝手にしろよ…」

悠「でも、この前なー」

紅「既になんかやってんのか」

悠「瓶半分ぐらい一回でつかったら真桜にガチ引きされたからなぁー」

ともき「そりゃ引くわ」

優日「三パックの納豆を一回で使い切ったり、入浴剤一本丸々つかったり、なに?病気?」

悠「いや、壮絶にいきたかったんだ」

紅「ってか、濃くないか?」

悠「入浴剤一本はやべーぞ。」

優日「何色のやつ?」

悠「ラベンダー」

ともき「ド紫の風呂とか不気味すぎる。」

紅「ってか、普通に持ったいねぇ」

悠「もったいないことをしたいんだよぉ」

紅「あー……病気だな」

悠「うすうす自覚はしてる……けど、やめられない。わかるだろ、この気持ち?」

ともき「分からん」

優日「分かる」

ともき「わかる?!」

優日「私もたまーに焼き鳥を20本かって両手で持って爆食いしたくなったりする」

悠「わかる。右にねぎま、左につくねとかな」

優日「それそれ」

ともき「わかる?」

紅「わからないけど。悠がやってるの見たらムカつく気がする。」

悠「なんでや!!」

紅「可愛げがない」

悠「おれなんて可愛さのかまたりだろ。」

ともき「固まりな」

紅「憎さの塊だな」

優日「可愛さ余って憎さ100倍」

悠「まだまだ、だなぁ。おれを愛でれるようになれ。」

紅「……」
ブォン!
悠「これは読めてた!」
バッ!

ともき「なんだかなぁ。」

優日「それでは月見里お勉強問題!頼るのであれば、勢力のある者のほうがよいということの諺は?」

ともき「寄らば大樹の陰」

優日「はい」

ともき「はい」

紅「……」
ブンッ!ブォン!
悠「おいおい、ガチはやめろ!」
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