ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】9

ーラスタ・ラヴ(10/20/夜)ー

悠「ついに明日デモンゲイズ2の大型アップデートだい!」

ともき「よかったな」

悠「もうルーちゃんに修羅裏叩き込む仕事をしなくていいのよ!」

マリア「果たしてホントにそうでしょうかねぇーー」

悠「ふ、ふ、不吉なこと言うなばぁ!」

マリア「なんも言うとりゃしませんがな」

ともき「お前らはどこの言葉を使ってる」

悠「ぐま、ま~、ぐまぐま、ま?」

マリア「まっ、ぐー、まぐまぐ。」

ともき「日本語を喋れ!!」

悠「つい、アナグマ語が出てしまった」

ともき「つい英語が出てしまったみたいな感じでいってるが全然違うぞ」

マリア「わうわうべぬめ」

ともき「なんていった……」

悠「あるあるですね」

ともき「なぜ分かる……」

悠「今のはアルベド語だ」

ともき「分かるかっ!!」

マリア「はええざあんさんべぬも」

悠「今のは「なれればかんたんですよ」だ。」

ともき「日本語を喋れ」

マリア「すいません」

悠「覚えたいなら、教えてやるぞアナグマ語とアルベド語」

ともき「結構だ」

悠「あんっ、冷たいわ」

摩耶「いつにも増して馬鹿言ってるね」

悠「いわれてるぞ」

マリア「とやねぎゃどて」

悠「あぁん?!」

ともき「なんていったんだよ……」

摩耶「オマエじゃボケ」

ともき「摩耶君も分かるんだ……アルベド語」

摩耶「まぁね!」

金剛「俺は全く分からん」

摩耶「でも、金剛君は肉体言語っていう万国共通会話テク持ってるし」

ともき「会話テク?」

金剛「それは俺だけじゃなくて大抵の奴ができるぞ」

ともき「俺はできないです」

悠「ぼくもできまちぇん」

ともき「……」

摩耶「一方的に殴られるのがお好み……っと」

悠「NO!」

マリア「自転車のチェーンとかで殴っていいですか?」

悠「いつの時代のヤンキーだよ」

ともき「やられたことは?」

悠「……自転車のではないが鎖も鞭も濡れタオルもあるよ」

ともき「濡れタオル?」

悠「濡れタオルは超お手がる武器だぞ」

摩耶「上手くたたけば皮膚ぐらいなら削げるよ」

マリア「上手くなりたいです」

金剛「なんでだよ」

マリア「非力な私でも世の中を図太く生きていくためです」

ともき「今でも十分図太く生きてるだろ」

悠「それでは小鳥遊お勉強問題!物体を滑らしたときに加えた力の向きと逆にかかる抵抗力。これを何という?」

摩耶「これ」
ゴシゴシゴシゴシッ!
悠「あとぅい!あとぅーーーい!!」

金剛「摩擦力…」

ともき「なんなんだ」

マリア「まっさつりょくだぁぁ!」
98/100ページ
スキ