ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】9

ーラスタ・ラヴ(10/18/夜)ー

悠「フヒヒ」

ともき「ついに壊れたか」

マリア「一応説明しますか?」

ともき「特に聞きたいわけじゃないけど、いってみてくれ。」

マリア「例のトラップゾーンを(普通は余裕で)突破してさらにダンジョンを進んでいく。五人までパーティ組めるのにひとりで!」

ともき「あっ、なんか展開読めた。」

マリア「ガンガン上がるレベル、開けていくダンジョン、調子に乗ってボスシンボルに触れる、ぜ・ん・め・つ。」

悠「うぉぉぉぉっ!」

ともき「まぁ、展開は読めてた」

悠「マジで勘弁して欲しいわ、普通に進んでたら余裕でラスダンいってるぐらい時間浪費してる」

ともき「普通に行けよ」

悠「ガメオベラするたびに、あっ、このダンジョンは殲滅するって気分になるんだよ」

マリア「殲滅されてるんですけどね」

ともき「ガメオベラってなんだ?」

悠「GAMEOVERのローマ字読み」

ともき「なんでだよ……」

悠「有野課長がそう読んだんだよ」

マリア「ゲームセンターCX!!」

ともき「……」

窈「こんばんわ」

悠「あ?」

窈「喧嘩上級者のメンチ切り…」

ともき「いきなりメンチを切るな」

悠「メンチはカツだ」

窈「メンチカツ?」

悠「うるせぇ!」

窈「理不尽!!」

マリア「世の中……そんなもんですよ?」

ともき「お前が言うと生々しいな」

窈「とりあえず座っていいかな?」

悠「床な」

窈「なんでだよ…」

悠「じゃあ、ちょっと△の木材を用意するから……」

窈「それ、拷問。石抱きの拷問」

悠「ふふっ、ふふふっ。」

マリア「無邪気に笑っております」

窈「悠の招来が心配でならない」

悠「お前に心配されることはない」

窈「……」

悠「それで今日も女も食い物に?」

窈「…………」
ブンッ!
ひょい!
悠「……」

ともき「無言で殴りかかるし、無言で避けるし…」

マリア「アイドルのゴルファーでしたよね」

窈「なんでプロデューサーとゴルファーを間違えたの?」

マリア「ああ、似てましたからつい」

窈「似てないよ!?」

悠「なんかいい商売思いついたか?」

窈「商売って…」

ともき「一応、発想はすごいんですけどね」

マリア「そうですねぇ……。アイドルとの生電話、5分1万円とかどうですか?」

悠「それだ!」

窈「テレクラかい!!」

ともき「発想はいいんだけどなぁ…。」

悠「それでは小鳥遊お勉強問題!力の大きさの単位。質量と加速度の積で決まる。これを何という?」

窈「N(ニュートン)」

悠「ニュートロン?」

マリア「ニューヨーク?」

ともき「いい加減にしろ」
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