ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】9

ーラスタ・ラヴ(10/11/夜)ー

悠「うー……なんか夜が肌寒くなってきてるなぁ」

優日「鍋を作らなきゃ!」

ともき「なんのいや、それは別に」

優日「寒くなったら、鍋、これ、絶対のルール」

ともき「なんだその喋り方」

悠「ピガガ、アナタノアンゼンヲマモルロボット。」

ともき「塩水ぶっかけんぞ」

悠「ボウスイサレテマス」

優日「じゃあ、溶かした鉄をかけよう」

悠「エゲツナイな」

弩躬「科学実験の話か?」

悠「そうそう」

ともき「平然と嘘つくんじゃない」

悠「テヘペロっ!」

弩躬「二弾打ち」
ズドッ!
ズドッ!
悠「うぎゃあっ!」

弩躬「運が良かったな。ただのガラス玉だ」

悠「めっちゃ痛いわ!!」

ともき「額と顎に丸い痕がついてる」

優日「すごいなぁ。こんなビー玉が弾丸になるなんて」

弩躬「よっぽどのもの以外なら、基本的には何でも弾丸なる。」

優日「よっぽどのものって?」

弩躬「当たり前だけど、摘まんで潰れるものとかは無理だな。あと、手に持ちきれない大きさのものとか。」

悠「でも、お前水を弾丸にして飛ばすだろ」

弩躬「あれは氣を使ったものだからな。発射されてるときには弾丸状になってる」

ともき「会話が異次元」

優日「逆に意外と弾丸に向いてるものって?」

弩躬「タバスコの瓶とか」

悠「マジで?」

弩躬「アレは結構安定して撃てる、当たれば割れてさらに追加ダメージも狙える」

悠「中身入りで傷口に触れたらさらに地獄だろうな」

優日「毒ダメージ追加」

ともき「調味料だからな」

弩躬「撃ちにくいけど松ぼっくりとかもいいな」

ともき「松ぼっくり?」

弩躬「火を着けて撃つんだ」

悠「ああ、なるほど」

ともき「なんでなるほど?」

悠「松ぼっくりは松脂がついてるから火種になるんだよ」

弩躬「俺の場合は火弾だけどな」

ともき「恐ろしすぎる」

弩躬「そこそこの値段で殺傷能力と数をそろえられるのは釘だな。当たれば刺さるし、連射も効く」

優日「ニールガンだ!」

ともき「楽しそうに言うなよ…」

悠「釘は怖いよな…。あれ、手いっぱいに持って振りかぶられたら、それだけで散弾だからな…………。」

ともき「やられたことあるのか」

悠「ある。」

弩躬「悪くない手だ」

悠「やらせんぞっ!!」

優日「じゃあ、いつもの月見里お勉強問題!子供の時は水中、親になると陸上で活動するセキツイ動物を何という?」

悠「河童」

ともき「違う」

弩躬「半魚人もそれに当てはまるな」

優日「人魚は……どうだろう?」

ともき「両生類だろ!!」
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