ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】9

ーラスタ・ラヴ(10/7/夜)ー

悠「オデン食いわぁ」

ともき「食いわぁってなんだ」

悠「「た」が足りなかったか」

ともき「それでも「食いたわぁ」なんだが」

マリア「食いわぁたかもしれませんよ?」

ともき「どこの方言だよ」

後楽「おえじさんもオデンつつきながら熱燗で晩酌したいね。」
グッ
悠「今すぐ方に回した手を退かせないとミンチよりひどい結末にしてやる。」

後楽「怖いなぁ。退かしたからオデンで熱燗」

悠「チョップ」
ズドッ!
後楽「ぐふぁっ!」

マリア「当たりましたね。」

悠「有無を言わさない神殺しの手刀だ」

ともき「相手は神でも何でもないだろ」

悠「厄病とか貧乏神だよ」

ともき「ああ」

マリア「私も絶対に憑いてる気がするんですけどね…。ちょっと私の背後に有無を言わさない神殺しの手刀ふっといてくれません?」

ともき「塩かなんかじゃないんだからな」

悠「まぁ、一応やっといてやろう」
ぶんっぶんっ

マリア「……」

ともき「なんか変わったか?」

マリア「いえ、全然」

悠「少しは気を使えよ」

マリア「気休めは嫌いです」

悠「なるほどな。じゃあ、箸休めにしとけ」

ともき「意味が分からん」

悠「笑えよ」

ともき「今の何処に笑う要素があった」

マリア「悠さんの滑稽具合です」

ともき「なるほど」

悠「お前ら拉致監禁してやろうか」

ともき「ド犯罪だからな」

マリア「目隠し猿ぐつわされてヘッドホンから大音量でエロい言葉を流されて狭いところに押し込められるんですね。」

悠「エロいな」

マリア「このド変態が!」

悠「あれ、これおれが悪いの?」

ともき「根源はお前だな。悪ノリしてるマリアもマリアだが」

マリア「悪のりって楽しいじゃ無いですか」

ともき「いつか取り返しのつかないことになるぞ」

悠「拉致監禁」

マリア「私がいなくなったら犯人は小鳥遊悠だと警察に連絡してください」

ともき「わかった。」

悠「なんでだよ。おれはそんな回りくどい手は使わないぞ」

ともき「どうどうと犯罪行為にでるのか」

悠「ははっ、なにをおっしゃる兎さん」

ともき「……」

マリア「誰が兎ですか」

悠「ともき」

ともき「やかましいわ!!」

マリア「大丈夫です。兎なら首を喰いちぎる事ができます。」

悠「皆大好きボールポールバニー。はい、小鳥遊お勉強問題!軽蔑したように笑うことを意味する鼻を使った慣用句は?」

マリア「ハンッ!」

悠「そうそう」

マリア「フンッ!」

悠「うんうん」

マリア「ボケが!」

悠「戦争やぞ!!」

ともき「鼻で笑うだろ」
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