ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】9

ーラスタ・ラヴ(10/6/夜)ー

悠「眠たいなぁ」

ともき「寝ればいいんじゃないか。」

悠「そういう時に寝るのって悔しくない?」

ともき「いっている意味が分からない」

マリア「寝ずに働くって意味ですね。」

優日「ブラック待ったなし」

悠「そんなことを望んじゃいない」

ともき「どうせ元気があり余ってるんだから働け。」

悠「これ以上?!」

優日「どれ以上なんだか」

マリア「私は72時間働けますがモットーですけどね。」

ともき「48時間どころの騒ぎじゃなしか…」

拳二「働き過ぎだろ」

悠「誰だっ!!」

拳二「俺ぁだよ」

悠「ピャーッヤクザ!!」

拳二「うるせぇっ!」

ともき「けど、72時間働くのは精神的にも肉体的にもよろしくないわな」

マリア「まぁ、72時間連続で働く家政婦の仕事はさすがにないですけどね」

優日「でも、お金がしっかり入るのなら?」

マリア「気合入れて72時間やってやるぜ!!」

ともき「現金だなぁ」

拳二「情熱のためとか社会のためっていうより、まんま現金のためっていう方が俺ぁ的には信用できるけどな」

ともき「これまた生々しい」

悠「金、金、金、騎士として恥ずかしくないのか!!」

拳二「騎士でもねぇよ」

悠「……オーク側だったか」

拳二「……」
スコォン!
悠「痛い!!」

ともき「なんでわざわざ火に油を注ぐ」

悠「オークが何かもわからないかと思ったんだがな」

拳二「意味は分からんでも馬鹿にしてるのは分かる」

マリア「なるほど」

優日「分かりやすい」

悠「おい」

マリア「ひとの悪口ほど敏感に察知する……でしょう?」

悠「…………なるほど」

ともき「いや、納得すんなよ」

拳二「まぁ、文句があるなら言葉じゃなくてかかってこいって話だよな」

ともき「それはそれで極端です」

悠「話合いを知れ!!」

拳二「てめぇがいうな!!」

悠「おれは話合いのプロフェッショナルだぞ!!」

マリア「話合いの結果、殴られるんですね。わかります。」

悠「……なんでだ!」

ともき「知らんよ」

優日「日ごろの行いじゃない?」

悠「世のため、人のため」

ともき「やかましいわ。」

拳二「お前の行いは悪徳にねじ曲がってるよ」

悠「それほどでも!!」

ともき「そういうところが駄目なんだよ」

悠「ガチでダメ出しされたわ」

マリア「そんなことより、夢前お勉強問題!冷淡に扱うことを意味する鼻を使った慣用句は?」

拳二「鼻にもかけないだろ」

優日「鼻であしらうです」

拳二「……ふーーーっ」

悠「割りと確信持ってて外す奴の悲しさ」

拳二「うるせー!!」
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