ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】9

ーラスタ・ラヴ(9/23/夜)ー

悠「最近は写ルンですがブームしてるらしいな」

亮「なんでブームになってるんだ?デジカメとかスマホじゃダメなのか?」

マリア「なんか加工してない感がいいらしいとかなんとか」

亮「わかる?」

ともき「あんまり」

緋斗「さっぱり」

悠「誰だお前」

緋斗「俺ですけど?!」

悠「ちくわ大明神?」

緋斗「ぜんぜん違う!」

ともき「なんだよ、ちくわ大明神て」

マリア「ちくわ大明神」

ともき「だからなんだよ」

悠「まぁ、おれは写真に写らない体質だから無意味なんだけどな」

亮「吸血鬼か何かかよ」

マリア「写真撮っといたほうがいいですよ」

悠「なんで?」

マリア「遺影用です」

悠「イエーイ」

ともき「……」
亮「……」
緋斗「……」

悠「なに見てんだコラァ!」
ガシッ
緋斗「なんで俺だけっ!!」

マリア「そういう役回りだろうが」

緋斗「辛辣!?」

悠「覚悟はいいか?おれはできてる」

緋斗「できてませんけど!!」

悠「黙りぇい!」

緋斗「問答無用すぎる!?」

マリア「戦国の世ですね」

亮「違うだろ」

悠「コイツの頸に価値はない」

緋斗「あっても困るし」

悠「おれの頸なんてもーすっげーぞぉ」

ともき「なにが」

悠「価値?」

ともき「疑問形じゃないか」

悠「みんなおれのことすきだから価値はあるんだよ」

亮「ふぅん」

悠「何かいいたいことでも?」

亮「いや、別に」

マリア「首撥ねても生えてくるんですよね」

悠「生えるか!!」

マリア「……あ、首だけで生きてるパターンですか」

悠「生きてねぇよ」

ともき「取れても引っ付くんだろ」

悠「いつからおれはブロッケンジュニアになったんだ」

ともき「知らんがな」

悠「ちくわ大明神」

亮「なんで今それいった」

悠「なにもいってないよ」

亮「ハッキリ言っただろ」

悠「(´◉◞౪◟◉)」

ともき「殴りたい」

マリア「メリケンサックいります?」

悠「なんでそんなもの持ってる」

マリア「乙女の嗜み(武)です」

悠「ふむ……なるほど」

ともき「納得すんな」

亮「本当に持ってるのか?」

マリア「ありますよ。ほら」
ジャララッ

亮「マジだった……しかも三つも四つもある。」

マリア「色んな種類があるんです」

悠「おれもボーリング玉とか装備しとこうか」

ともき「競技以外で使うな」

悠「はい、たかな」

マリア「夢前お勉強問題!少し先の事ですら分からないという意味の諺は?」

悠「黒魔道(ブラックマジック)!」

ともき「何言ってんだよ、今日通して全般的に」

亮「一寸先は闇だろ」

マリア「暗黒空間に取り込んでやる!」

悠「ガオンッ!」
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