ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】9

ーラスタ・ラヴ(9/16/夜)ー

悠「はー……なんかムラムラするわぁ」

ともき「滝つぼに落ちたらいい」

悠「ご冗談を」

優日「冗談はお前の髪の毛だ」

悠「あぁぁん?誰の髪型がサザエさんヘアーだってぇ?!」

ともき「いってねぇよ」

悠「クレイジーダイヤモンド!」

優日「ハーベスト」

悠「それだめ、強すぎ」

優日「じゃあ、THEハンド」

悠「空間を削り取った。瞬間移動ってやつだ!」

優日「……」

悠「おい、急に冷めんなよ」

優日「私、六部派だから」

悠「おれは全部派だ」

ともき「それは派とはいわない」

悠「ジョジョ派!」

ともき「はいはい」

優日「つまり、あなた…覚悟して来てる人……ですよね。人を始末しようとするって事は逆に始末されるかもしれないという危険を常に覚悟して来ている人ってわけですよね……?」

悠「覚悟とは…犠牲の心ではないッ!覚悟とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開くことだッ」

優日「じゃあ、後ろを見て」

悠「あ?」

寅「……」

悠「……」

マリア「目と目とが合う、瞬間好きだと気付いたー♪」

悠「おれのこと好き?」

寅「ぶっ殺すぞ」

優日「殺したいほど愛してる」

マリア「今はやりのヤンデレってやつですね!」

ともき「絶対違うしどっから現れた。」

マリア「私はどこにでもいるし何処にも居ない」

ともき「そんな中二的なこといわれてもなぁ」

寅「シィッ!」
ブンッ!
悠「ひぃぇっ!」
バッ!

優日「避けるねぇ」

マリア「避けてちゃ何にもなりませんよ。」

悠「当たったにもっとなっちゃいねぇことになるっ!」

寅「お前を見てると、ほんっ……とイライラするんだよぉ!」
ズドッ!
悠「なんでやねん!」
ずるりんっ!

ともき「気持ちの悪い動きしたぞ今」

優日「ウナギ掴んだらあんな感じで逃げるよね。」

マリア「私はウナギを開けます」

ともき「急に技能アピール」

寅「ふぅ、ふぅ」

悠「ぜぇぜぇ……なにをそんなに興奮してるんだ。」

寅「わからん。わからんが、お前を見ると殴りかからずにはいられないんだよ」

悠「なんの病気だよ」

マリア「でも、その症状のひといっぱいいると思います」

優日「悠を見てると殴りたくなる。あると思います。」

悠「ねぇよ!はい、小鳥遊お勉強問題!一筋縄ではいかない経験豊富でしたたかなやりかたを四文字熟語で?」

寅「チッ、チッ、チッ」

悠「なぜか舌打ちの連打」

マリア「舌打ち雀ならぬ舌打ちタイガー!」

ともき「仕打ち雀っていう言葉もアレだし、なんでわざわざタイガーにした」

優日「海千山千」

マリア「なんとなくです」

悠「あれ、今さらっと答えた?」
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