ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】9

ーラスタ・ラヴ(9/11/夜)ー

悠「エキセントリック、エキセントリック、エキセントリック少年ボーイ」

ともき「……」

悠「今日も地球が平和なのはエキセントリック!」

マリア「少年!」

悠「ボーイがいるからさー。はやーいぜ、はやーすぎーるぜエキセントリック号ー」

ともき「これ止めないと最後までいくパターンかな」

雲水「任せろ。」

悠「装備も充実うーれーしぃ……」

雲水「うぉい!」
ゴォッ!
悠「ぐぇっ!!」

マリア「人間の背中って叩かれるとあんなエゲツナイ音がするんですね。」

ともき「極々一部の人だけだと思う」

悠「口からモツが出るかと思った」

雲水「千切れてなけりゃ飲み込めばセーフだ」

悠「一理ある」

ともき「ねぇよ」

悠「っか、おっさん何してんだ」

雲水「ああ、実はな……」

悠「……」

雲水「息子が出張で暇なんだ。」

悠「あ?」

雲水「それで暇つぶしにお前で遊……しごいてやろうと思ってな」

悠「暇つぶしに遊ぼうって言ったよな?」

マリア「空耳ですよ」

悠「マジかよ」

雲水「まぁ、いったけどな。がはははっ!」

悠「このおっさんヤダ」

ともき「いい先生だろ。お前のことを投げ出さないんだし」

悠「物理的に投げられたことは多々ありますけど」

雲水「おう!任せろ!!」

悠「投げてくれって言ってるんじゃない」

マリア「アイキャンフラーイング」

悠「Yes!ユーキャンフラーイング!」

ともき「ピンポンか」

雲水「そんなに飛びてぇならスカイダイビングにでも行くか?」

悠「なに、連れてってくれるの?」

ともき「いきたいのか」

悠「ちゃんとしたスカイダイビングってしたことないんだよな。崖から落とされたりとかはあるんだけど」

雲水「……」

マリア「崖から投げると書いてスカイダイビングってパターンだったぽいですよ」

悠「そんな事だろうと思ったよ畜生!!」

雲水「いや、そんなにやりてぇならちゃんとしたの用意してやってもいいけど」

悠「えー、ほんとぅ?」

ともき「うざ…」

マリア「これはイラッとする。」

雲水「あんなもん楽しいか?」

悠「ちゃんとしたのは楽しいだろ。楽しくない?」

雲水「オレはぁ……あんまりだな。」

マリア「高所恐怖症とかですか?」

雲水「いいや。でも、ダイビングなら海に潜る方が好きなんだよなぁ。なんでか。」

悠「……鬼ヶ島が呼んでるんじゃね?」

雲水「がはははっ!ちょっと面白いじゃねぇか!」
バシッバシッ!
悠「めっちゃ痛い……。はい、小鳥遊お勉強問題!ためになることは聞きづらいことを故事成語で?」

マリア「青汁苦いわぁ」

悠「最近の青汁は苦くないぞ。ハチミツブレンドとかあるし。」

ともき「詳しいな」

雲水「良薬ったら酒。つまり、良薬口にうましだろ、がはははっ!」

悠「酒は百薬の長枠があるから」

ともき「良薬口に苦しだろ」
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