ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】9

ーラスタ・ラヴ(9/5/夜)ー

悠「なんかムシムシするをぁっー」

ともき「なんって声出してる」

悠「するぼぁー」

ともき「さっきと違ってんぞ」

マリア「そんなに暑くはないんですけど、湿度が高いせいでムシってるんですよね」

優日「きっついわー…」

悠「顔面湿度が80%越えてるだろお前」

優日「タオルの替えが足りんわぁ」

ともき「……なぁ」

優日「頭皮」

ともき「いう前からいってんじゃねぇよ!!」

悠「っか、おれも蒸れて結構気持ち悪いんだよな」

マリア「股間が?」

悠「そう」

マリア「股が?」

悠「そうだよ」

マリア「インキン?」

悠「違う」

マリア「おっ、引っかからなかった」

悠「おれはそういった類の病気は持ってない」

優日「性欲が異常なのは病気じゃないの?」

悠「そういうがセックス依存症ってこともないからな」

マリア「ウソくせぇ!」

ともき「お前らもうちょっと品のある会話しろ」

優日「会話の頭に「お」をつければいい」

悠「お晩御飯」

マリア「おご飯」

優日「おお味噌汁」

ともき「なんでそんなことになった」

悠「わからん。」

ともき「……」

マリア「じゃあ、夜中三時ぐらいにふと食べたくなるものの話でもしますか」

ともき「寝てるよ!仮に起きてても夜中にもの食うな!」

優日「ラーメン」

悠「白飯と山盛りの唐揚げ」

ともき「なんで夜中にそんなこってりしたもの食いたがるんだ」

悠「夜中だからだろ」

ともき「それが分からない」

優日「背徳感に心が欲するんですよ」

マリア「納得」

ともき「ではない」

悠「夜中になんか食いたくなるのは人間の罪なんだよ」

ともき「罪には罰を」

優日「タブーを破ってこそのなんとやら」

マリア「食いたいものを食いたいときに食えばいい」

悠「シューマイ弁当を新幹線で食ってあちゃーってなるんだな」

優日「井之頭さんホンスコ」

マリア「うおぉぉーん!」

ともき「お前ら仲いいな」

マリア「あざーす」

優日「ういーす」

悠「おれは?」

マリア「嫌いじゃないですよ」

悠「それは好きってことか照れるわぁ」

優日「普通」

悠「それ、神姫とかぶるからダメ。好きって言いなさい」

ともき「かぶっちゃダメな理由は何だ」

優日「ハイハイスキダヨー」

悠「ゆっくりボイスみたいな喋り方しやがって」

マリア「きゃっしゅさんをちょうだいね、たくさんでいいよ!」

悠「うっせ!」

マリア「私もそう思う」

ともき「なんなんだ…

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!大人物は遅れて頭角を現すこと ことを故事成語で?」

優日「天上の器」

悠「倉庫の肥やしだぞ、おれは売っちまったが」

マリア「まんせー!」

優日「まんせー!」

「「「肉のマンセー!!」」」

ともき「大器晩成だろ」
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