ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】9

ーラスタ・ラヴ(8/27/夜)ー

悠「あ、パン食べたい」

マリア「パンツ食べたい?」

悠「パン、食べたい」

マリア「パンツ、食べたい」

悠「……」

マリア「……」

悠「パン」

マリア「ツ」

悠「食ってやるから脱げや!今すぐテメーのぱんつ寄越せや!!」

ともき「どんなキレ方してんだ」

悠「いや、ぱんつぱんついうからくれるってことだと思って」

マリア「いくら出します?」

悠「最大五万」

マリア「五万、五万かぁ」

ともき「悩むな、そして五万とか即答すんな」

悠「ああでも、一度でも使ってないと原価でしか買わないぞ」

ともき「お前、そのうち本気で逮捕されるぞ」

マリア「むしろ何でされれてないんでしょうか」

悠「される謂れがないからだよ」

ともき「……」

悠「『ぼくは悪くない』」

ともき「どこのマイナスだ」

マリア「いや、悪いですよ。」

悠「どこが?」

マリア「性格」

悠「……………………いや、悪くない」

ともき「間が長かったなぁ」

マリア「一応自覚があるんですね。」

悠「それよりパン食いたいわ。ガッツリ喰いたい」

マリア「パンでガッツリ…………フランスパン丸々一本ですか?」

ともき「ガッツリっていうかどっしりレベルだろソレ」

悠「それも悪くないな。サニーレタスとスラ水トマトとハムをアホ程真ん中に挟んでガシガシ食いたい」

ともき「いいのかよ」

吉音「……」

ともき「あっ」

悠「まぁでも今食べたいのはそれじゃないんだよな」

マリア「肉汁溢れるドでかいハンバーガーとか?あ、焼肉たっぷりライスバーガー!」

吉音「ダラダラダラダラ」

悠「ライスバーガーはいいけどパンから離れちゃうな。おれはもっとシンプルにハムだけのハムサンド」

ともき「シンプル過ぎだろソレ、あと、後ろ」

悠「後ろ?」

吉音「じゅるるるっ」

悠「……食われる!!」

マリア「いやだなぁ、悠さんは食べる方でしょ。性的に」

ともき「おい、やめろ」

吉音「ごはんー、ごはんー」
グィグィ
悠「パンの話してるのにご飯を要求してくる腹ペコ妖怪」

ともき「どうにかしとけよ」

マリア「どうにか……エロいですね」

ともき「お前はせめて下ネタいうのやめろ。そんな奴ばっかりになる」

マリア「美少女が下ネタいうと最高じゃないですか?」

悠「控えめにいって最高だな」
グィクィー
吉音「お肉ー!魚ー!おかしー!ごはんいっぱいー!」

マリア「悠さんの首が面白い方向に曲がってますね。」

ともき「あと、もう少しで折れるな」

悠「折れる前に小鳥遊お勉強問題!愛する者と生別・死別する苦しみを四文字熟語で?」

マリア「愛別離苦」

吉音「アイスビックリ!?どんなアイス!!」

ともき「すっげぇ変換だな」

悠「もう脳が食い物一色だな」
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