ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】9

ーラスタ・ラヴ(8/10/夜)ー

悠「夏だし肝試ししよう

ともき「……」

悠「内容は緋斗が墓場にいって大声で「僕らはみんな生きている」を熱唱しながら踊るっていうのでどうだろうか!いいよな!」

緋斗「なんもよーない!!」

マリア「逆に幽霊もドン引きますよ」

緋斗「そういう問題やなーて!!」

マリア「怖いんですか?」

緋斗「怖いよ!色んな意味で!!」

悠「夜じゃなくて昼間にやってもいいぞ。ただし墓参りの人が沢山いる時間な」

緋斗「肝が冷える騒ぎやない!!」

ともき「普通に通補されそうだな」

悠「その時はその時でおれらは逃げるから」

緋斗「せめて責任もって!!」

悠「……」

緋斗「ダンマリ!?」

窈「こんちわ」

悠「時間帯的にこんばんわだろぉーが!!」

窈「えぇっ…そんな怒らんでも」

マリア「謝ったほうがいいですよ」

窈「ごめん」

悠「いいよぉー」

窈「えぇっ、もう分からない」

ともき「コイツのことなんて理解するのが無理です」

緋斗「うんうん」

悠「じゃあ、緋斗は心霊スポットでランダバ踊るってことで」

緋斗「なんでですのん!!」

悠「何でもかんでも人に聞くな!自分で考えろ!」

緋斗「さ、サーセン」

悠「いいよぉー」

ともき「もうそれ言いたいだけだろ」

悠「七割くらいは」

マリア「残り三割はなんですか?」

悠「んー……誇り、かな」

ともき「やかましいわ!!」

窈「夏だからに肝試し?」

悠「ああ、今のところ墓場で「僕らはみんな生きている」の熱唱か墓の上でランダバ踊るかのどっちかだ」

緋斗「どっちもやらんから!!」

窈「それは肝が冷える意味がちゃうよな」

悠「じゃあ、ガチの心霊スポットで幽霊が憑りつくまで帰しませんでいくか?」

窈「いや、憑いたらダメでしょ…」

悠「憑いて持って帰るまでが心霊ロケだろ!!」

ともき「いやいや、お祓いとかするだろ」

悠「おれなんて祓っても無理なのがついてるのに!!」

アリス『死んでくれる?』

悠「死にませんっ!!」

マリア「笑うところですか?」

緋斗「ガチは笑えんわぁ」

ともき「でも、死んでないからな」

窈「心霊系の仕事はホントちゃんとお祓いするようにしよ……」

悠「はい!小鳥遊お勉強問題!弱い者も必死になれば強いものを苦しめることもあることを意味することわざは!」

マリア「細菌感染」

悠「弱くない、むしろヤバいぐらい強い」

緋斗「えーと……」

悠「はい、遅い!」

緋斗「えぇ……」

マリア「ほら謝ってください」

緋斗「すんません」

悠「いいよぉー」

ともき「窮鼠猫を噛む」

悠「ああ、窓に、窓に……」

ともき「急にSAN値0になってんじゃねぇよ!」
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