ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】9

ーラスタ・ラヴ(8/4/夜)ー

悠「……おっぱいが楽園なら、お尻は故郷かな」

ともき「救急車よんでやってくれ」

マリア「病院が受け入れ拒否しますよ」

優日「じゃあ、火葬場で」

悠「焼くな焼くな」

マリア「焼かないと甦るし」

ともき「あり得るな」

悠「ありえねぇよ!!」

弩躬「焼いて灰を海にまくしかないな」

悠「まぁ、ある意味理想的だよなソレ」

神姫「海に散骨するってことね」

灯「アレってどのぐらいかかるもんなんでしょうね」

弩躬「場所にもよるけどだいたい5~3万ぐらいだな」

雲水「それはどこまでの内容で?」

弩躬「委託散骨かつパウダー加工費込みってところ」

ともき「委託散骨とパウダー加工?」

弩躬「例えば身内がいなくて自分で予約しておいて亡くなった後に散骨してもらう感じ。まぁ、散骨するにしても焼いただけの骨だと結構塊というかそのまま骨の形だから粉状、つまりパウダーにするわけだ。」

ともき「マジすか…」

マリア「委託じゃなかったらもっと高くなるんですか?」

弩躬「そりゃ船やらなんやらチャーターするから2.30万ってところだな。」

優日「私的にはパウダーにするのが結構引っかかってる」

神姫「遺骨だしね」

悠「やっぱりハンマーとかで砕くのか?」

弩躬「まさか…なんか特別な器具を使うだろ、多分」

灯「でも、海葬はいいかもしれませんね。母なる海の元に帰るって素敵です」

弩躬「俺は雑に扱われなきゃ何でもいいけどな」

雲山「神社にいるひとがいいのですかそれで?」

弩躬「いいのいいの、俺は神主でも坊主でもないし」

悠「でも、坊主になったらウハウハじゃね?」

ともき「悠のところに坊主がいるだろ」

悠「あれはただの破戒僧だ。そうだ、タヌキヲナベニシヨウ」

マリア「ダメですよ。悠さんの琴線に触れちゃ」

ともき「そういうつもりじゃなかったんだけどな」

灯「狸は臭くて食べられたものじゃないですけど。」

雲山「灯君は食べたことがあるのか?」

灯「何度かあります」

ともき「なんどか?!」

灯「父が私に狸の捌き方を教えるために何度か取ってきたことがあるんです。食べたくない一心で三度で会得しました」

神姫「狸に捌き方なんてあるの?」

灯「はい、普通にさばいていると膀胱が裂けてしまってそれはもう臭みが取れない酷い肉になるんです。」

優日「そんなに臭いんだ」

灯「昔は臭いを消すために、前処理として肉を藁で包んで、1週間ほど土中に埋め、その後2時間ほど流水にさらしていたそうです。」

雲山「相当だな」

悠「はい、それでは小鳥遊お勉強問題危険を犯さないと、大きな成果は得られないことを意味する故事成語は?」

マリア「オケツに入……」

ともき「コラッ!」

優日「まぁ、みんな一度は考えるよね」

神姫「考えないわよ」

雲山「虎穴に入らずんば虎児を得ず」

悠「おれの知ってる寅は穴に潜らなくても襲い掛かってくるんだけど」

灯「猛虎ですね」
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