ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】9

ーラスタ・ラヴ(7/31/夜)ー

悠「ついに七月ラスト」

ともき「なんか早いよなぁ」

マリア「早いですね。あっ、男のひとは早いって言ったら傷つくんでしたっけ。」

ともき「やかましい」

悠「おれは早くないぞ!」

ともき「うるせぇょ!!」

悠「うーにゃん」

紅「……」
ブォン!
ゴロッ!
悠「達磨避け!」

紅「…………チッ」

悠「いきなり何をする!」

ともき「むしろ背後からの一撃をよく避けたな…」

悠「死の恐怖を感じたんだ。おれはこの気配を感じたらとにかく逃げることを心がけてる。」

マリア「つまり……生存本能全開逃亡ってやつですね。」

悠「生きることに前向きなんだ。それより、なんでいきなりバット振り下ろした!」

紅「なんかにゃーんとかいっててイラッとした」

マリア「正当な理由がありましたね。」

悠「えーっ…。おれの可愛さを全力で出したのに。」

千夜「……」

紅「どんな感じで?」

悠「そりゃもう、(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!」

千夜「…………」
ドゴッ!
ごろんっ!
悠「達磨避けっ!!」

紅「まーた躱した」

千夜「チッ」

悠「なんでお前らはひとの背後から襲い掛かるの!!」

千夜「むしろ、誰かが背後にいるときにイラッとさせてるんだろ」

悠「わかんない、もっと皆でおれを愛でろよ!!」

紅「無理だわ」

千夜「うぜぇ」

悠「……」
チラッ

ともき「こっちを見るな」

マリア「玉ねぎ汁飛ばすぞ!」

悠「やめろ死ぬ!!」

崇「殺しても死なないだろ」

氷室「こんばんわ」

悠「がるるっ!」

ともき「いきなり威嚇するなよ」

悠「悠君だってね!痛い目にあったらね!死んじゃうんだからね!」

ともき「死なないだろ」

紅「四、五人で囲んで叩きまくっても死にそうにない」

千夜「むしろ増えそうで嫌だ」

悠「増えるか!」

崇「単細胞生物だしな」

氷室「プラナリアの事をいっているのでは?」

悠「どっちもちげーから!ぎー!」

ともき「なんだ「ぎー」って」

悠「なんとなく」

マリア「ハハッ」

悠「なんか笑われた」

崇「滑稽だからだろ」

悠「おうおう、言うてくれるやないけい、おう」

紅「ん?」

悠「げへへっ、王様は実に好機でいらっしゃるゲス」

崇「……ふんっ」

悠「鼻で笑われた」

氷室「反応しているだけましですよ。基本的に無視の方が多いですから」

悠「性質が悪い」

紅「あん?」

悠「……小鳥遊お勉強問題!!美人は不幸なことが多いことを意味する四文字熟語は!」

マリア「月下美人」

悠「それは最強の大剣」

ともき「花だろ」

紅「美人薄命だろ」

千夜「テメーは図太そうだけどな」

悠「太く長く生きたいね!」

崇「ふんっ」
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