ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】9

ーラスタ・ラヴ(7/28/夜)ー

悠「寿司食いたい」

マリア「鮒ずしですか?」

悠「勘弁してくれ」

鈴猫「鮒ずしって確か…」

優日「なかなか臭いと形状がハーディな寿司ですよ」
つんつん
鈴猫「どうしてお腹をついたのかな?」

優日「気のせいです」
つんつん
鈴猫「いやいや、確りついてるから!」

マリア「負けないぞ!」

鈴猫「対抗しなくていい!」

悠「……むふふ」

ともき「なんで笑ってる…」

悠「いやぁ、百合百合しくて実に結構。500円上げるから続け給え」

鈴猫「お金ださなくていいから!」

マリア「ニコニコっ」

優日「満面の笑みで受け取ってる人が居ます。」

ともき「まぁ、その子はもう触れてあげるな」

悠「おれも財布事情は厳しいんだけどなぁ」

ともき「むしろお前の収入源はどこだよ」

悠「茶屋だよ」

ともき「嘘つけ!」

悠「えー、なんで?」

マリア「だってあそこは松永さんのお店だし」

悠「THE小鳥遊堂!!」

マリア「ふふっ」

悠「なんで笑った!」

鈴猫「でも、そんなに繁盛してるの?」

悠「……」

優日「してるわけないに決まってるじゃないですか。例え売り上げがよくても吉音さんのご飯台に消えますよ。」

悠「事実だけど、何一つ否定できない事実だけどお前が言うな!」

ともき「事実かよ」

悠「落ちることのないただ一つの食欲。それが吉音です。」

マリア「ゆえさんは?」

優日「私も負けない!!」

悠「( ˘ω˘)スヤァ」

ともき「寝たふりするな」

悠「まぁ、実際メインの収入源ではない」

鈴猫「バイトとかしてたっけ?」

悠「コラムのバイトなら不定期にしてるぞ」

ともき「それホントは定期的にして欲しい人いるだろ」

悠「なんのことやら」

マリア「あとは……賭場ですか?チンチロですか?」

悠「そんな非合法なことでは稼がない。たぶん」

ともき「多分かよ」

悠「まぁ、和菓子関係ではある。」

優日「禅君に売ってるんでしょ」

悠「なぜ知っている!?」

優日「普通に禅君と話してるとき聞いた。」

鈴猫「優日ちゃん、禅君とそんなに話すの?」

優日「ケーキバイキングとかよく誘われます。しかも驕りだから最高」

マリア「マジすか。私もおごられたいです。」

悠「今度名刺渡して名前売っとけ」

マリア「ですね!」

悠「それでは小鳥遊お勉強問題!海岸の美しい景色の形容を意味する四文字熟語は?」

ともき「白砂青松」

悠「あー、今年も夏が来たぁ~」

優日「来たね来たよ来たゼ来たわ来たの」

悠「あー、今年も夏が来たぁ~」

マリア「おっきい波 ちっさい波 ちっこいのや 中 っくらいの」

優日「南風に乗り」

ともき「なんだよ」

悠「渚の女王です」
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