ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】9

ーラスタ・ラヴ(7/24/夜)ー

悠「……おっぱい!」

ともき「黙れ」

悠「いやぁ、おっぱい不足を感じてだな」

マリア「昨日鈴猫さんとニャンゴロしたじゃないですか」

悠「そうだった!」

ともき「ニャンゴロってなんだよ」

悠「にゃーんってごろーって。」

ともき「うざい」

悠「照れちゃって」

ともき「あ?」

マリア「自分を受け入れなさい」

悠「受け入れたうえでおれが可愛い件」

マリア「では、後ろにいるお方々に可愛いかどうか判定してもらうってことで」

悠「後ろ?」

神姫「……」

道玄「……」

悠「キャー!後ろのドラゴン!」

神姫「うるさい」
パァン!
悠「ぶげらにっ!」

道玄「……」
ガシッ!
メリリッ!
悠「すいません、ビンタされた上にアイアンクローは勘弁してもらえませんかね?」

道玄「曲がった首を治してやってるんだ」

悠「余計に壊れるわ!!」

ともき「ちょっとぐらいいだろ」

マリア「すぐに元通りですよ」

悠「首は無理!」

道玄「まったく、やかましい奴だ」

悠「でも可愛いだろ?」

道玄「……」
メリリッ!
悠「めり込んでる!頭部に指がめり込んでる!」

神姫「耳から脳みそでるかしら」

悠「なにそのスプラッタ!!」

マリア「夏はスプラッタホラーですよね」

ともき「そうでもない」

悠「夏はB級ホラーだよ」

神姫「B級ホラーって見てて疲れるのよね。」

道玄「映画というものは見たら大抵疲れるだろう」

神姫「B級作品は違う意味で精神に来るのよ」

悠「まぁ、精神を鍛えれるのもB級作品の持ち味だからな」

ともき「違うだろ」

マリア「吸血怪獣チュパカプラとかどうですか?私のおすすめですよ。意味が分からなくて!」

神姫「意味が分からないものをひとに勧めないで」

ともき「モロホラーなのに意味が分からないってなんなんだ」

マリア「説明するのがホント難しいんですよね。とりあえずチュパカブラに襲われて人間が死ぬんですけど、チュパカブラに殺されるより人間同士で殺し合ってる方が多くて長いんです」

悠「B級ホラーとしては王道だな」

道玄「面白いのかソレは?」

マリア「面白いかつまんないかでいうなら10000%つまらないです。つまらないです!」

ともき「二回いうほどか……」

神姫「なんで見たのよ」

マリア「見た後になんでみたんだろうと後悔するまでがB級映画ですから!」

悠「小鳥遊お勉強問題!ことばを飾り人を喜ばせ、こびへつらうことを意味する四文字熟語は?」

神姫「悠の事ね」

悠「いやいや、おれはほとんど本当のことを言ってるんだよー」

マリア「ハンッ!」

悠「なんで鼻で笑った。」

道玄「巧言令色だな」

悠「正解、そろそろアイアンクローといてくれませんかねぇ?」

道玄「……」

悠「ダンマリかよ!」
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