ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】3

ーラスタ・ラヴー

優日「こんにちは~。」

美喜「いらっしゃい。一人なんて珍しいわね。」

優日「たまたま、近くまで来てて。それより……悠、それなんて顔芸?」

悠「お前の中では人間の首が曲がってたら顔芸なのか……」

優日「ぁ、もしかしてまだ首が据わってないとか?」

悠「んっなわけあるか!わしゃ赤ん坊か!」

優日「赤ん坊ってより利かん坊?」

澪「あ、上手い。」

悠「やかましい!」

優日「それでどしたの?」

悠「ちょっとな、ヒステリックな猫に頂肘をぶち込まれて首が違えてるだけだ。」

鈴猫「ぁぅ…」

優日「元気のいい猫だったんだね。」

悠「あぁ、元気すぎて久々に死ぬかと思ったよ。」

鈴猫「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…」

優日「悠は死なないようにできてるから平気だよ。」

悠「死ぬときは死ぬからね?」

紅「お、悠。生きてたんだな。」

悠「ギリギリな。」

紅「よかった。よかった。」

優日「悠は死なないようにできてるから平気なんだよ。」

紅「あー、俺もうすうすそんな気はしてたんだよな。」

悠「どんな気だよ。過度な期待をもつとろくな事にならないんだぞ。」

紅「けど、現に生きてるじゃん。あのとき、花王マジにいれてたのに。」

鈴猫「ま、マジとかじゃなくてね、こう……当たりどころがね」

悠「当たりどころとか以前に狸門頂肘って一撃っか、八極自体がほぼ必殺系統の業ですよね?」

鈴猫「あ、あはは……ごめんなさいー!」

優日「けど、殴られるようなことしたからそんな目にあったんだよね?」

悠「いやぁ…どうかな。ただ鈴猫のおっぱいはフカフカという話をしただけなんだが。」

優日「なるほど、胸だけに揺れる思いな話だね。」

鈴猫「え、どーいう意味?」

美喜「私いまだにあの娘のキャラがわかんないわ。」
澪「愉快いな人とは思いますけど、紅さんはどう思います?」

紅「~~」

美喜「ダメね。ツボにハマってるわ。」

鈴猫「と、とにかく!狸門をいれたのは悪かったわよ。」

炎銃「騒がしいな……あんだぁ、小鳥遊、おもろい事になってんじゃねぇか顔芸か?」

悠「なんでどいつもコイツも人の首がひん曲がってたら顔芸とかいうんだ…。」
炎銃「寝違えてんのか。」

悠「ちょっと、大きな猫に飛び付かれてな。」

炎銃「へー…なら、こうしたらよくね?両手で頭を挟んで…こうっ!」

ゴキッ…
悠「むきゅっ!」

炎銃「あり?」

優日「わぁ、人がむきゅっていうのはじめて聞いた。。」

澪「パチュリー以外でもいうんだな。」

紅「っか、治ったな。」

鈴猫「治ってない!治ってない!首が横に九十度曲がっちゃてるし!」

炎銃「斜めより見映えがいいじゃねぇか、なぁ、小鳥遊」

優日「ヘンジガナイタダノシカバネノヨウダ。」

鈴猫「不吉なこといわないでー!」
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