ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】9

ーラスタ・ラヴ(7/21/夜)ー

悠「夏休みだなぁ」

窈「いいねぇ」

悠「てめー、幼女誘拐で通報するからな!!」

窈「何が何でどうして!!?」

悠「顔が犯罪者なんだよ」

窈「はは、鏡見る?」
サッ

悠「イケメンが映っている!!」

窈「……」

ともき「こういう奴ですから」

緋斗「すっげぇプラス思考」

マリア「うじうじドロドロマイナス思考よりはいいですよ。」

優日「悠のプラス思考はウザいけどね。」

崇「行動力のあるバカはウザいからな」

悠「言われてるぞ」
ポンッ
緋斗「ちゃうやろっ!!」

悠「こっちか」
ドスッ!
窈「ヴっ…!な、なにをする。」

悠「あ、無意識。」

ともき「どういう無意識で肩を軽くたたくのがボディブローに変わる。」

悠「……敵意かな?」

窈「そこまでか、そこまで俺が嫌いか!!」

悠「普通」

窈「……」
ブンッ!
ひょい
悠「……」

窈「…………」
ブンッ!ブンッ!
ひゅっ、ひゅっ
悠「…………」

優日「完全回避」

マリア「避けますね」

崇「つまらん」

悠「暴君め!!」

窈「はぁーー…。」

ともき「なんかお疲れ様です…」

窈「暑中見舞いやお中元まであげてるのにこの扱い……。」

悠「くれてたっけ?」

窈「ゼリーの詰め合わせとハムの詰め合わせ送ったよね?!」

悠「ビールがないから5点だな」

窈「ごっ…」

マリア「何点満点中?」

悠「10点」

窈「わりとちゃんとしてた?!」

優日「あの」

窈「えっ、はい?」

優日「私の住所です。ハムとか大好きです。」

窈「まさかのお中元催促?!」

優日「いや、いいかなって」

マリア「なら私も」

窈「えー…」

ともき「お前らなぁ」

悠「ともきも油とか洗剤とかお願いしとけ」

ともき「……いやいや、ダメだろ」

窈「ちょっと悩んだ?」

緋斗「やっぱりプロデューサーってお金持ちなんすか?」

窈「いやー、俺はそんな借金もあるし」

マリア「男が借金ぐらいでガタガタいうんじゃねぇっ!こちとら100憶の借金を背負ってんだからな!!」

窈「ご、ごめんね?」

悠「今のは窈が悪いな」

ともき「そうじゃない気がする。」

崇「ふっ」

悠「余裕で笑う暴君の王め!!」

崇「言ってて空しくないか?」

悠「にゃうんっ。はい、小鳥遊お勉強問題!気が合うのも、合わないのも全て不思議な縁である事を意味する四文字熟語は?」

緋斗「……」

マリア「はい、緋斗さん早々にフリーズ」

優日「気円斬!」

悠「縁も何もかもぶった切りだな」

窈「合縁奇縁だよね。」

悠「……」

窈「なにか反応してよ…」

悠「常識人ぶりやがって!」

窈「酷い!!」
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