ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】3

ーラスタ・ラヴー

悠「リッカってさ…なんか、エロさを感じさせねぇよな。」

美喜「はっ?」

鈴猫「はい?」

六花「色気がなくて悪かったねー。」

悠「いや、色気っかエロ気?なぁ、そう思わね?」

澪「俺に聞かれてもなぁ」

紅「あ、悠のいってることなんかわかるかも。」

美喜「戯言かなんかじゃないの?」

悠「失礼な…。あー、分かりやすくいうとだな…鈴猫はエロ気がある。けど、リッカはエロ気が無い。」

鈴猫「分かりやすく無いし、私はどーいう気構えで今の言葉を受け止めたらいいのよ…」

悠「えっとだなぁ…あ、ほら、鈴猫が胸の谷間が見えそうな服きてたら100%意識して見るけど、リッカの場合は軽く流し見る感じ」

六花「それは鈴猫さんのおっぱいが大きいからじゃない?」

悠「いや、おっぱいがデカイけどそれとは別でな。」

紅「っか、こう全体を女って感じで見るんだよ。確かにおっぱいもでかいけど」

美喜「なにそれ、こんな可愛いリッカを女として見れないってのアンタ達、目が腐ってんじゃない?鈴猫のおっぱいが大きいのは別として」

澪「あ、あーあー、わかった。なんとなく悠達が言いたいことがわかったよ。鈴猫さんのおっぱいがデカイとかどうこうじゃなくて…」

鈴猫「とりあえず…全員、私の胸の件から離れて話してくれない?いい加減恥ずかしいし。」

六花「恥ずかしがる必要無いですよー。鈴猫さんのおっぱいのフカフカはレジェンドです。あたしが保証しますー!」

悠「確かにフカフカはレジェンドだな。」

紅「あれ、揉んだことあるのか?」

悠「寝てるときぐうぜっぐぼぁ?!」

鈴猫「い、いつ揉んだのよ!!」

澪「うっわ…今、何があたっだ?」

六花「拳かな?」

紅「肘じゃないか?」

美喜「人間の首って意外と曲がるのね。」

澪「戻ってませんけどね。」

鈴猫「あ、あれ?ちょ、大丈夫!」

美喜「それで、結局エロ気ってなに?」

澪「あ、たぶん、紅さん達が言いたいのはリッカは女の子っていうより、妹とか、言い方がアレだけど男のツレとかに見えるんですよ。」

紅「あー、それだ。いきなり鈴猫に後ろから抱きつくのは躊躇するけど、リッカなら軽くできるみたいな。」

六花「なるほどー。」

美喜「リッカ納得するの?」

六花「あたしって結構距離感が解らないっていわれるから何となく理解したかなーって。」

紅「ほら、炎銃なんかもエロ気は感じないだろ。まぁ、アレに抱きついたりする勇気があるやつはいねぇと思うけど。」

美喜「炎銃は女の子扱いしてもキレるしね…」

六花「この間、スカートとか履かないんすかって聞いた奴が蜂の巣にされたって噂になってましたよー。」

紅「アイツは生まれる性別をミスったんだよ。」
71/100ページ
スキ