ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】8

ーラスタ・ラヴ(7/11/夜)ー

悠「最近、個人的に将棋がブームでな」

マリア「真剣ですか」

悠「いや、普通にゲーム」

吉音「真剣?」
シャコッ

悠「はい、そこ、抜刀しない」

想「真剣というのは将棋でお金をかけて将棋をすることですよ」

ともき「あくどいことしてるんだな」

悠「ゲームっていってるジャナイデスカー。」

ともき「なんだその口調」

悠「それに真剣でするとしてもイカサマなんてしないさ。ガチンコだ!!」

マリア「私も将棋覚えて休日は真剣で稼ぎましょうか」

ともき「あのなぁ……」

悠「あれ、将棋覚えてってしらないのか?」

マリア「触りくらいはしてますよ。」

悠「おれはお触り大好き」

ともき「折れろ」

悠「折れない!確固たるエロスパワー!」

吉音「おー!」

想「この場合は感心しなくていいと思います。」

ともき「捥げろ」

悠「股間がひゅん」

ともき「捥げろでそう反応するのはおかしい。」

悠「おかしけりゃ笑え」

ともき「分かっていたのに……」

マリア「悠さんの伝家の宝刀ですから」

吉音「あたしの刀もカッコいいよ」
ブンブンッ

悠「だから刀を振り回すのやめなさい」

マリア「私、真剣白羽取りを見てみたいです。悠さん」

悠「そんな無茶ぶり」

吉音「……」
スッ

悠「あれれれー。吉音さーん?なんか刃先がこっち向いてますよ?」

吉音「あたしも見てみたい!」

悠「見てみたい人間がおもっくそ振るうつもりなのもどうなんですかねぇ。」

ともき「いっそかち割られればいい」

悠「仮に、仮にだ。おれが真剣白羽取りを成功したとして何の得がある?」

マリア「褒めましょう」

吉音「拍手する!」

悠「うわぁ、予想以上に雑というか……」

想「あはは…。ま、まぁ、名誉ってことですよ。」

悠「名誉か……」

ともき「地に落ちてるから焼け石に水だろう」

悠「誰の名誉が地に落ちとるか!緋斗じゃあるまいし!!」

ともき「ここにいない人間を乏しめるのやめい」

悠「普段から弄ってやってることが大事だろ」

ともき「お前の弄りはDQNレベルの奴だけどな」

悠「ばんなそかな……さて、小鳥遊お勉強問題!予め十分な準備をしておくよいことの意味の諺は?」

マリア「腹活の草」

悠「確かに持ってると復活……いや、よくみれは腹活の草じゃねぇか!!」

ともき「わからん」

マリア「シレンのニセアイテムです。死んで復活してまた死ぬというイラッとするアイテムです。」

想「転ばぬ先の杖または石橋を叩いて渡るですね。」

悠「さすが動く良心!」

吉音「それじゃあ、真剣白羽取りタイムだ!」
チャキ

悠「……来いっ!!」

吉音「とりゃあっーーー!」
ブォン!
悠「ふっ、無理っ!!」
ダッ……ゴロロッ!

ともき「それで達磨避け…」

想「吉音さんの正面からの一刀を避けるのも凄いんですけどね。」
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