ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】8

ーラスタ・ラヴ(7/9/夜)ー

悠「ああ、お腹すい……」

吉音「ご飯!」

悠「……てないかなぁ」

ともき「無理がある。」

吉音「あたしはお腹すいてるよ!」
ぐいぐい
悠「こわいくらい君の言葉が好きで何度も夢で繰り返してる今日もつかめない君のおっぱいにさまよってるさまよってる愛の世界をー」

ともき「なにいってんだお前」

悠「おっぱいの魔力」

ともき「は?」

マリア「ただしくは恋の魔力」

悠「ガリレオのDVDボックス欲しいー!」

吉音「ランチボックス?」

悠「この食いしん坊さんめっ!」

吉音「えへへっ」

悠「あーもー、可愛いなぁちくしょっー!」

ともき「……」

マリア「……」

悠「なんだその目は」

ともき「いやぁ、うっとおしいなぁって」

マリア「500円払えば見ててやるよ。ほら、金払って続けろや」

悠「どんなプレイだ」

マリア「こっちのセリフなんですけどね」

吉音「お腹すいた」

悠「うちの吉音が飢えてるんでなんか食べ物持ってないですか?」

ともき「持ってない」

マリア「酢昆布なら」

悠「神楽?」

マリア「食べますか?」

吉音「あむっ、すっぱっ!」

ともき「食うのかよ」

悠「大抵のものはなんでも食うぞ」

ともき「動物みたいな言い方すんな」

悠「ちなみにおれは最近コーンフレークうま塩味にハマってる」

マリア「コーンフレークの塩味ですか」

悠「そっ、甘くないやつ。パッケージに牛乳不要ってかいてあるのが受ける。」

ともき「そんなのあるのか」

悠「うま塩と焦がし醤油がある。」

吉音「コーンフレークで?」

悠「そうだ」

吉音「……それって焼きトウモロコシとじゃない?」

悠「え?」

吉音「コーンフレークってコーンだよね」

悠「そうだな」

吉音「それで醤油味だったら焼きトウモロコシだよね。そういうお菓子あったよね」

悠「……なかなかいい着眼点だ。しかしだな、コーンフレークという形で甘くないっていうのがいいんだよ」

吉音「そうなんだ」

マリア「ポップコーンキャラメル味がキャラメルコーンと同じ味みたいな感じですね」

ともき「ああ、なるほどな」

悠「おれはポップコーンは塩専門だから」

吉音「あたしは甘いのもしょっぱいのも好きー!」

マリア「無限スパイラルですね。」

ともき「そのスパイラルはダメだ」

悠「はいでは、わずかな事では効果がないことの意味の諺は?」

マリア「焼石」

吉音「の上にも三年!」

ともき「死ぬ死ぬ。それはダメだろ」

悠「面白かったからオッケー」

ともき「オッケーじゃねぇ!」

マリア「焼け石に水ってサウナですよね。」
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