ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】8

ーラスタ・ラヴ(7/8/夜)ー

悠「お前、拳二の下で働いたらどうだ?」

緋斗「…………」
きょろきょろ

悠「ひとが話してるときにきょろきょろしてんじゃねぇ!!お前のそういう所がアレなんじゃあ!!」

緋斗「すんません!やけど言うてることおかしいよな!?」

悠「おかしけりゃ笑え」

緋斗「……」

ともき「なにいってる」

悠「女の子は夏場は半裸で過ごせばいいって」

ともき「言ってなかったよな」

悠「定番のネタをいってただけだ」

マリア「ヤクザに身元を売ろうとしていたような」

悠「半分正解」

緋斗「鬼か!」

悠「ある程度はな!」

緋斗「……」

悠「お前のその根性を炊きなおしてやろうといい働き口を紹介してやってるのに」

ともき「炊きなおしてどうする。」

悠「ねー」

ともき「イラッとする。」

悠「半裸のねーちゃんを見つめてカルシウムを固めろ」

マリア「硬くなるのは股間ですよソレ」

ともき「二人とも黙れ」

緋斗「そもそもなんでヤクザに身売り?」

悠「面白そうだから」

緋斗「俺はなんも面白なんいんですけど!!」

悠「人に笑ってもらうのが願いだろ」

緋斗「……そう、ですけども」

悠「分かったらドンキでDQNっぽい格好の服かってこい。」

緋斗「行かんよ!!」

ともき「やってることといってることはお前のがまんまヤクザだけどな」

マリア「未来の組長ですね」

悠「鉄砲玉じゃなかったことに驚きだ」

マリア「既に鉄砲玉ですし。」

悠「ハッ……アーっハッハッ!」

緋斗「怖っ!?」

悠「今のは一本取られたぜ」

ともき「本当に鉄砲玉みいな奴だしな」

悠「いっとくけどおれの弾丸はセックスピストルズだから自動追尾だからな!」

マリア「ピストルズのスタンドは確かにある意味究極の鉄砲玉ですね。」

悠「ちゃんとセックスも言え!」

ともき「露骨なセクハラ」

マリア「負けじとこっちもセクハラ倍プッシュでいきます!」

悠「かかってこい!!」

ともき「阿保二人黙れよ」

マリア「私ではない」

悠「おれでもないはず……つまり、緋斗だな」

緋斗「百歩譲ってそうだったとしてあとひとりは?」

悠「うるせー!」

緋斗「この理不尽!」

悠「そだよ」

緋斗「……」

悠「それじゃ、小鳥遊諺問題失敗が意外によい結果になることの意味の諺は?」

マリア「火災保険で焼け太り」

悠「それは現代用語」

ともき「ちげーよ」

緋斗「怪我の功名……やっけ?」

悠「そだよ」

緋斗「…………」
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