ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】8

ーラスタ・ラヴ(7/6/夜)ー

悠「胃が痛い」

ともき「殴られただけだろ」

悠「今日は誰にも殴られてねーし!」

マリア「今日「は」」

悠「今日「は」」

マリア「じゃあ、今からですね」

悠「別におれが殴られるのは日課じゃないよ?!」

マリア「ハハッ」

悠「なんだその笑いは!」

マリア「鼠」

ともき「やめとけ」

悠「胃が痛い」

ともき「嘘つけ」

悠「なんだとー!」

マリア「そもそも胃が痛くなる要因がありますか?」

悠「アイスの食いすぎかな…」

ともき「それただ腹壊してるだけだろ」

悠「ちょっとひと箱食べただけなのに」

ともき「普通に食いすぎだろ」

悠「そうだな真桜でも一日かけてひと箱だし」

ともき「食生活が狂ってる」

悠「禅はお菓子で生きてるぞ」

ともき「例外中の例外を出すな」

マリア「私なんて三食麦飯ですよ!」

悠「身体に良いじゃん」

マリア「ですね!」

弩躬「麦の割合は?」

マリア「麦9米1です」

ともき「ガチの麦飯だな…」

悠「なんで弩躬?」

弩躬「いや、別にふらっと寄っただけだけど。あとうちも麦飯多いし」

悠「なにそれ鳳さんの意向?」

弩躬「麦作ってるひとから貰うんだよ」

悠「ああ、なるほど」

マリア「いいですね。私も野菜とか奪いたいです」

ともき「奪いたいっておかしいよな」

マリア「勇者ってひとの家のタンスとか壺とか探り入れますよね。」

ともき「……いや、ゲームの話だろ」

マリア「ハハッ」

ともき「その笑いやめろ」

弩躬「麦いるならもってくるけど」

悠「嬉しいんだけどうち麦嫌い妖怪がいるからな。座敷童子という嘘をついてる麦嫌い妖怪が」

ともき「リアル妖怪を嘘つきとかいってやんなよ」

マリア「私は麦だろうが米だろうがお金だろうが何でも貰いますよ。お金だろうとお金だろうとっ!!!」

ともき「金、金いうな」

悠「金金金、騎士として恥ずかしくないのか!」

マリア「家政婦です」

悠「アッハイ」

弩躬「金はないがお祓い済み純銀製のベアリング弾ならあるぞ」

悠「なんのための純銀製……」

ともき「しかもお祓い済み」

弩躬「いつだっか紙袋をかぶった怪人に襲われたからな……対化け物用だ」

悠「あー、おれもそういうのもっとい方がいいかなぁ。」

マリア「池袋には魔物がいっぱいいるんですね。」

ともき「色々とおかしい」

悠「まぁまぁ、じゃあ小鳥遊問題いっとくか他人に物を利用して自分の仕事をすることの意味の諺は?」

マリア「他人のふんどしで絞殺す」

悠「それは怖い」

弩躬「感情性から言ったら絞殺すには十分だろうけどな。紐の部分とかあるしバリエーションに飛んだ締め方が出来るし」

悠「そんな考察いらん。絞殺だけに!」

弩躬「……」
ギギッ……ズドンッ!
悠「あぶねぇぇっ!」

弩躬「人のふんどしで相撲を取る」
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