ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】8

ーラスタ・ラヴ(6/29/夜)ー

悠「西瓜の時期だな」

ともき「まぁ、夏だからな」

マリア「最近は一年中食べられますけどね。大抵のフルーツは」

六花「そだねー。旬てものはありますけどー。」

マリア「旬のものはキャベツでも最高ですからね。」

六花「小ぶりな蜜柑でもバリ高だったりー」

ともき「会話がかみ合ってないな」

悠「会話は心でするんだ。言葉のキャッチボールじゃなくていい」

ともき「いや、言葉でキャッチボールしろや」

マリア「悠さんは拳で語るタイプってことですよね。ちょっと道玄さんにメールしますね。」

悠「せんでいい!」

ともき「メアド知ってんのか……」

マリア「使えそう……有能そうな方の電話番号とメールアドレスは記憶してます」

悠「今使えそうなっていったな」

ともき「いったな」

六花「っていうか、記憶?登録じゃなくてー?」

マリア「私、プリペイド携帯ですからね。携帯がどうにかなったときのために記憶しているんです。」

六花「大変だねー」

マリア「おばあちゃんが携帯を買ってくれるっていってくれてるんですけどねー」

ともき「語尾を伸ばすのがうつってるぞ」

悠「買ってもらえばいいだろ。」

マリア「流石に気が引けますよ。悠さんなら全然、気が引けませんけど」

悠「なんでだよ」

マリア「いや、なんかいいかなって」

ともき「やめてやれよ。ただでさえアホみたいに出費してるんだからコイツ」

六花「交際費だねー」

マリア「何人も女作るからこうなるんだよ、バーカ」

悠「おい」

マリア「ああ、すいません。心の声が」

悠「心の声なら仕方ないな」

ともき「……」

六花「ツッコミはー?」

ともき「調子に乗るからヤダ」

悠「ツッコまれなくてもボケ続ける!ああ、ボケ続けるさ!君が!ツッコむまで!ボケるのはやめない!!」

ともき「普段からそうだろ」

悠「……」

マリア「ですね」

六花「だねー」

悠「……えへっ」

ともき「はにかむな」

悠「ハムナプトラ?」

ともき「ハしかあってねぇな」

悠「ハムナプトラは2までで良かった気がする」

マリア「映画は大抵2がピークなんですよ」

六花「ターミネーターとかねー」

悠「酔拳とかな」

ともき「酔拳に3なんかあったか?」

悠「それがあるんだよ。まぁ、2と繋がりはないし主演がジャッキーでもないんだけどな。そんなことより、周囲の人のことや状況を考えずに、猪のように激しい勢いで突進するを漢字四文字で?」

六花「猪突猛進」

悠「普通に答えたな」

六花「わたしはボケキャラじゃないしー」

悠「は?」

六花「あ?」

マリア「ファイトッ!」

ともき「やめい」
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