ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】8

ーラスタ・ラヴ(6/25/夜)ー

悠「熊にあったら死んだふりっていうけどアレすると貪られるからな」

マリア「なんかもう常識ですよね、ソレ」

拳二「……」

悠「ゴリラに恐喝されたらどうしたらいいかな」

マリア「バナナで手を打つにFA」

悠「グッド。ほら、バナナだよ」

拳二「いいから金出せ」

悠「バナナだよ?」

拳二「それも食うが、金も出せ」

悠「やだー、このゴリラ金も食も寄越せとかいってくる、もう完全な野生だよ。獣だよ!」

拳二「うるせぇよ!とっとと出せよ!」

悠「チッ」

マリア「借りたものは返す、払うものは払うのが人の道ですよ。緊急事態以外」

ともき「緊急時には犯罪行為もいとわないみたいな言い方してんなよ」

悠「まぁ、おれは有りだと思う」

ともき「ねぇよ!!」

拳二「コイツの場合犯罪行為ギリギリじゃなくて犯罪行為してんだけどな」

悠「してませんー!証拠がないからしてないと同じですー!」

ともき「同じじゃねぇよ」

マリア「イカサマはバレなきゃイカサマじゃねぇんだぜ?」

悠「それおれが言うセリフ!!」

ともき「しらねぇーよ」

悠「動物園いきたいな」

拳二「いってきたらいいだろ」

悠「ホントにな」

ともき「なんだその会話」

マリア「ここ最近は涼しいですね。」

悠「そうだな。真桜が動いてるぐらいだからだいぶ涼しいんだろうな」

拳二「動いてるって……」

悠「暑いときはハシビロコウより動かないぜ?」

拳二「例えが分からん」

ともき「ナマケモノとかもっとあっただろ」

悠「ナマケモノはあれで猛スピードで動くからな」

マリア「怠け者は悠さんですよね。」

悠「今字が違ってだぞ」

ミーナ「冬眠じゃなくて夏眠とでもいうのかのう」

悠「婆さん」

ミーナ「誰が別嬪さんじゃ」

悠「いってねぇし、認めねぇぞ!婆!」

ミーナ「……え?」

悠「畜生!ここで婆必殺の遠い耳発動だよ」

ともき「どんな必殺だ」

拳二「いやぁ、耳の遠い婆さん爺さんは厄介だぞ。下手な若い奴より性質が悪い」

悠「お前は存在が性質悪いけどな」

拳二「お前にはいわれたくねぇよ!!」

悠「あー?」
拳二「あぁー?」

マリア「お婆ちゃん何買いににいってたんですか?」

ミーナ「ヤングが大好きなコンドロイチンと養命酒じゃ」

ともき「年寄り中年御用達ですよ!?」

悠「バーカ、バーカ」

拳二「バカっていう奴がバカなんだからな!!」

マリア「わー、レベルの低い言い争い」

悠「なら、問題だ!滅びかかっているものが再び立ち直ることを漢字四文字でなんだ!」

拳二「破壊と創生」

悠「カッコいいじゃねぇか。それで許してやる」

ともき「阿保だろ」

ミーナ「そもそも五文字になっとるしな」

マリア「起死回生!!」
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