ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】8

ーラスタ・ラヴ(6/23/夜)ー

拳二「あっちーぜぇ」

悠「暑がってるおっさんとか小汚い」

拳二「……」
ゴンッ!
悠「真剣白刃取り!」

ともき「直撃してるぞ」

悠「こんなこともあろうかと頭蓋骨が仕込んである」

マリア「な、なんだってー」

ともき「その持ちネタ言いたいだけだろ」

悠「頭いてぇ」

緋斗「しかも結局痛いんや」

悠「だったらお前殴られてみろや!!あそこにいるゴリラ。学名ゴリラ・ゴリラ・ゴリラに殴られてみろやっ!!」

緋斗「嫌やけど!!」

拳二「だれがゴリラ…」

悠「オマエだー!!!」

拳二「ふんっ!」
ブォン!
バッ……
悠「達磨転がり!」

ともき「元気だなぁ」

マリア「元気があれば何でもできる。借金も返せる!」

ともき「……頑張れ」

優日「あぢー。」

吉音「暑いねぇー」

悠「だったら脱げよ!脱げばいいじゃないか!!」

優日「うるせぇ前髪切れや」

悠「そんなことしたら死んぢゃう!!」

ともき「死なねぇよ」

拳二「お前が死ぬとしたらあれだろ。溶鉱炉にダイブしたときだろ」

悠「ダレルが液体金属だ!」

ともき「ダレルって誰だよ」

マリア「ダイムバッグ・ダレルですかね」

吉音「だれ?」

マリア「元パンテラで、元ダメージプランのリード・ギタリストです。」

ともき「わかんねぇ」

吉音「ギターって楽しいよね。」

悠「オマエ楽器とか出来るわけ?」

吉音「できるよ」

悠「……なんでだろう、ボーカルとかやる予感がしてきた」

ともき「どんな予感だよ」

優日「キンキンキンッに冷えたビールうめぇー」

ともき「そのうち体ぶっ壊すぞ」

拳二「へーきへーき、俺ぁなんて今まで飲んだ水分はアルコールのが多いけどこんなにぴんぴんしてる」

悠「てめーは肺癌で逝け」

拳二「逝かねぇよ!!!!」

マリア「なんか特殊な免疫でもあるんですかねぇ」

吉音「カッコいい!」

悠「オマエだって特殊胃袋だけどな」

優日「私の胃袋は4つです」

ともき「反芻動物かよ」

悠「4つはいい過ぎだろ」

優日「じゃあ2つで」

ともき「ひとつだよ!!」

マリア「ギャル曽根は10個あるらしいですけどね」

ともき「ねぇよ!気持ち悪い!!」

悠「ゆえは胃の中に王水が溜まってるらしいが」

マリア「最強の消化力ですね!」

ともき「消化じゃねぇよ、それは金属とか溶かす猛毒だよ!」

悠「じゃあ、問題です。余計なものの例えは?」

ともき「悠」
マリア「緋斗さん」
緋斗「?!」
拳二「余計なもの……タバコと酒税かな」
優日「この暑さ」
吉音「えーと……蛇足だっけ?」

悠「吉音は今夜飯驕ってやるよ」
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