ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】8

ーラスタ・ラヴ(6/19/夜)ー

悠「今日って父の日だったんだな」

マリア「だったというかまだ父の日ですよ」

鈴猫「お父さんになにかしないの?」

悠「はぁんっ!!」

鈴猫「えぇっ…」

ともき「どういう反応だよ」

悠「なにを馬鹿なことをいう反応だ」

マリア「そうでしたか、私はまた2H2+O2→2H2Oかと」

悠「誰が水を生成する化学反応やねん」

ともき「意味が分からない」

鈴猫「私化学式とか苦手だったなぁ。」

マリア「H2+Cl2はわかりますか?」

鈴猫「ええと、H2が水素で……」

ともき「Cl2は塩酸です」

鈴猫「水素と塩酸で……水酸化ナトリウム?」

マリア「……そうです!」

悠「2HClは塩化水素だろ」

ともき「だな」

鈴猫「///」

マリア「優しい嘘をつきなさい!!」

ともき「いや、この場合は優しくないから」

緋斗「化学式とか覚えんでも生きてけるし」

悠「うるせーぞ。2NH3野郎」

緋斗「ふぁ!?」

マリア「化学式で表すとN2+3H2ですね」

鈴猫「窒素と水素……だよね?」

ともき「そうですね。」

緋斗「窒素と水素なんや」

ともき「そっからかよ」

悠「ちなみにアンモニアな」

緋斗「ひっど!!」

マリア「鈴猫さんは文系ですね」

鈴猫「マリアちゃんは理系だね。」

悠「おれも理系だ」

ともき「あ?」

悠「理系だろ」

ともき「お前は意味不明系だ」

悠「なんじゃそりゃ!!」

マリア「まぁ、意味不明は確かですね。」

鈴猫「知識は豊富だけどね…」

悠「じゃあ、緋斗は無能系で」

緋斗「色々とひどない?!」

悠「しかし、理系文系で分けるの少し面白いな。金剛は文系だろ」

ともき「摩耶君は理系か」

悠「いいや、文系だ」

ともき「そうなのか?」

悠「本人は文系っていってたんだよ。中身はバリバリの理系だけど」

マリア「それはもう理系じゃないですか?」

悠「本人が文系というんだから文系でいいだろ。難しいのは崇だな」

ともき「……文系かな」

マリア「キング系じゃないですか?」

鈴猫「王族?」

悠「それでいいか」

鈴猫「いいんだ…」

悠「アレを何かのカテゴリーに分けようとしたおれが悪かった」

マリア「悠さんはクトゥルフ系でいいですね」 
悠「誰がコズミックホラーだ。さて、故事成語問題!最後の仕上げの例えは?」

鈴猫「ええと…」

マリア「が、が、がりょー」

悠「どんなヒントの与え方だ」

ともき「画竜点睛」

悠「正解!」
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