ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】8

ーラスタ・ラヴ(6/9/夜)ー

悠「たまに本格的なコーヒーが飲みたくなる」

マリア「缶コーヒー狂いの悠さんがですか?」

緋斗「缶コーヒー狂いなん?」

悠「あぁん?!」

ともき「違うのか?」

悠「いいや、缶コーヒー大好きですけど?」

緋斗「……」

ともき「なんでキレた」

悠「おれの中でヒソカの株がストップ安したから」

ともき「意味が分からない」

マリア「分かりやすく言うと八つ当たりですね」

悠「うんっ♪」

緋斗「テラ笑顔」

悠「テラフォーマー?」

緋斗「いうてないんですけど」

悠「喋れなくしてやろうか!!」

緋斗「なんでですのん!」

悠「……」

緋斗「スルー…」

悠「むっ!」

ともき「今度は何だ」

悠「この筋肉のきしむ音は…………金剛!」

雲水「……」

悠「なっ?」

ともき「外れてなんでドヤ顔してんだ、お前」

悠「同じ筋肉ムキムキマッチョマンだろ!」

ともき「逆切れも甚だしいな」

雲水「がはははっ。ムキムキというが二十代のころはもっとムキムキだっがな!」

マリア「すげー」

悠「ゾッとするわ」

雲水「それでもあの金剛ンの坊主ほどではなかったな、あの坊主は別格だ」

マリア「金剛さんの筋肉量はやっぱり特盛なんですね」

悠「まぁ、普通の人間が肉と皮なら金剛は筋肉と靭皮だからな、どうだ!」

ともき「なんでお前が威張ってる」

悠「ふふん」

ともき「……」

雲水「がはははっ!お前ももっと鍛えんとな!」
バシィ!
悠「ぐぇっ!中身が出るだろやめろ!!」

マリア「カエルみたいですね」

悠「意図して出すのと吐き出さされるのは意味が違う」

ともき「まぁ、落ちつけ」

悠「お乳突くのか?喜んで!!」

ともき「言ってねぇよ」

マリア「バーカ、バーカ」

悠「あぁん?!」
ガシッ
緋斗「なんで俺?!」

悠「手の届く範囲にいたからじゃ!!」

緋斗「ひでぇっ!」

雲水「がははっ。青春だな!」

ともき「えー、どこがですか」

雲水「喧嘩は青春だぜっ!」

悠「じゃあ、おっさんは今も青春してんじゃねぇか」

雲水「がはははっ、生涯現役だぜ!!」

マリア「男気ってやつですかね」

ともき「違うと思う」

悠「さぁ、歴史問題だ!1600年に起こった徳川家康と石田三成の戦い。何の戦い?」

マリア「霞が関」

悠「関しかあってねぇな」

緋斗「分かりません!」

ともき「えー……」

悠「大丈夫だ。最初からお前には何もかも期待してない。後楽と同じぐらい期待してない」

緋斗「え゛っ」

雲水「関ヶ原だろ」

悠「はい、正解」
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