ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】3

ーラスタ・ラヴー

悠「あー…寒い寒い。なんだろうねー。今年はレティさん、少し頑張りすぎてないか?」

澪「そうだな。レティとチルノが一緒にフォークダンスでもしてるのかもな。」

悠「くそ~。リリーホワイトを探してこないとな、春ですよ~が早く聞きたいぜ。」

紅「四次元的な会話してるな。」

悠「いや、むしろ二次元かな。」

美喜「てゆーか、馬鹿話でしょ。」

悠「馬鹿な話でもしてないとやってられねーですよ。」

美喜「ああそう…」

悠「っか、寒いんだよ。なんかこう…手軽に暖まる方法は無いもんか。」

紅「乾布摩擦」

悠「やらねーよ。手軽じゃないし。暖かくなる前に風邪ひけるっての。」

美喜「熱が出て暑くなれるわね。」

悠「病的な暖まり方はノーサンキュウ。」

澪「なら、普通にこたつとかかな。」

悠「アレは魔家具だからなぁ。最高だけどやる気なんかが吸いとられる。」

紅「わかる、わかる。座って、ミカン食って、寝転んで、本読んで、気がついたら爆睡。」

悠「そーそー。んで、起きたら汗だくってオチな。」
澪「汗だで思ったんだけど、暖まるには風呂が一番手軽じゃないか?」

悠「風呂なぁ。」

紅「っか、温泉とかどうよ?」

悠「ひなびた感じの旅館に泊まりがけでな。」

美喜「いちいち、発想が年よりなのはなんでなのかしら。」

悠「じゃあ、地獄巡りとか。」

紅「え……死ぬのか?」

悠「モノホンの地獄じゃねぇっての……アレ?っか今、死んだら俺は地獄行きみたいな発言した?」

紅「あはは。」

悠「笑って誤魔化しなさんな。」

美喜「じゃあ、天国にいけると?」

悠「……」

澪「反論できないのかよ。」

悠「黒か白かといわれたら…黒だから。」

澪「わりと良いことしてるんだから、少しは自信持とうぜ……」

悠「そうだな。例え地獄に落ちても、俺ならそこをユートピアにしてみせるさ!」

澪「自信の着眼点が大きくずれてるから…」

紅「話を戻すけど地獄巡りってなんだ?」

美喜「別府の地獄温泉のことでしょ。」

悠「そそ、海地獄、鬼石坊主地獄、山地獄、かまど地獄、鬼山地獄、白池地獄、血の池地獄、龍巻地獄の八地獄」

紅「あぁ、聞いたことある。真っ赤なとか真っ青な温泉があるんだってな。」

悠「年間に観光客百万人を越えるらしいずぇ。行きてぇな温泉。食べたいな温泉まんじゅう。」

紅「いいな。」

悠「ちなみに俺は全国百の温泉をいえるぜ。」

澪「ほんとか?」

悠「ああ、温泉に関してなら自信ある。」

美喜「なら、沖縄って温泉あるの?」

悠「沖縄県八重山郡竹富町にパイヌマヤリゾートって呼ばれる場所がある。そこにやまねこの湯がある。効能は神経痛、筋肉痛、間接痛、五十肩など、泉質はナトリウム、カルシウム硫酸塩泉(低張性中世温泉)」

澪「あ、本物だこれ。」

美喜「……ちなみに都道府県全部いえる?」

悠「ぐぅぐぅ…」

美喜「寝るな!」
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