ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】8

ーラスタ・ラヴ(5/19/夜)ー

福太郎「最近本気で暑いな」

悠「暑いな。真桜が部屋から出ない日が増えてきてる」

ともき「その判定どうなんだ」

悠「真桜の熱感知は蛇の熱感知並に敏感だぞ」

福太郎「すげぇ」

ともき「蛇って暑いのは平気だよな」

悠「真桜は蛇ではないぞ?」

ともき「……」

悠「なんだ」

ともき「お前に当たり前なことを言われるとすごくイラッとする」

悠「そんな常識人オブTHEデッドのおれが当たり前なこと言って何がおかしい!」

福太郎「それ常識人、死んどるよね」

悠「……」
グッ!

ともき「なんで真顔でサムアップしてんだよ。へし折るぞその指」

悠「おれの指は折れないことに評定がある。」

マリア「ここにナッツクラッシャーがあるんで指挟んでください」

悠「それ折るじゃなくて砕くだろ。緋斗の指でやっとけ」

緋斗「なんでじゃー!」

悠「最近出番ないだろうから痛い目合わせてやろうという心遣いだ」

ともき「心の使い方が間違ってるな」

福太郎「心の使い方」

悠「モンスター色に転職だろ」

ともき「話が分からん」

福太郎「ドラクエセブンやね」

ミーナ「プレステ盤の最序盤で一時間以上時間喰われるドラクエセブン」

福太郎「石板探しのヒントが酷すぎて探すのに時間喰われるドラクエセブン」

悠「裏ダンジョンに行ける行けないの分かれ目がラスボス倒す前というクソ仕様があるセブン」

ともき「おい」

悠「ああ、口から怨念が」

マリア「風船に吹きこんだら怨念風船になりますね」

ともき「なんの旨みもないよな、ソレ」

悠「相手にぶつけたらいいんじゃないかな」

福太郎「……悠はダメージ与える系の道具使う?」

悠「売る。」

ともき「早いな」

悠「使うとしても確定固定ダメージとかリュックのオーバードライブで調合する時ぐらい」

ともき「使ってんじゃん」

悠「いや、でも基本売るよな」

ミーナ「悠ちゃんは魔法が使えなくなったり封じられても関係なしに物理攻撃するタイプじゃな」

悠「物理の効果が無効でない限り叩きまくりますよ、ええ。物理最強」

マリア「脳筋」

福太郎「でも、まぁ、わかるわ。雑魚戦でMP消費したぁないし、基本ぶったたくよな」

悠「MPとか消費が許されるのはボス戦での回復とバフ、もしくは大ダメージか全体攻撃枠」

ともき「つまりはボスにしか使わないってことになってるな」

悠「あとはレベル上げの時かな多分ボス戦より垂れ流す」

ともき「垂れ流すってなんだよ」

悠「ふっ、さー!クトゥルフ問題!最初の人類が棲息していた古代ムー大陸で、クトゥルー、イグ、イオドらと共に崇拝されていたが、その中で人類に友好的な神々の一人。現在では旧神の一人に分類される。これはなに?」

マリア「ヴルァァァ」

ともき「なんだよ?!」

福太郎「アイテムなんぞさん」

マリア「いえ、今のは首切り神父でした」

悠「おれも騙された」

ミーナ「ヴォルヴァドスじゃね」
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